1章、読んでいただきありがとうございます。
主人公が最初に手にするのは、武器でも知識でもなく、たった一つの誓いです。それが1章で書きたかったことでした。
ぬいぐるみというモチーフは、この物語を書き始めた最初から決まっていました。給金を全部はたいて、それでも買ったもの。その子にとって何を意味するのか。主人公がそれに気づくまでの時間を、丁寧に書いたつもりです。
マーケタが誓うのは、自分のためではありません。この体に、いつか戻ってくるかもしれない誰かのため。派手な動機ではないけれど、それが彼女の出発点です。
2章からは、観察と行動が始まります。引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。