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『彩筆の万象記・第一部』第56筆──ゴブリン王の因果も断ち切れ!

【あらすじ】

第56筆 因果を断つ一撃

討ち果たしたはずの“頭領”が、輪廻を超えて魔神と化し再臨する。
怨嗟と因果に縛られた「ゴブリン王」の姿に、ミューリエは過去の恐怖を重ねながらも──もう怯える少女ではなかった。

仲間たちの力と虚精霊五百体、そして不死鳥の赫炎が呼応し、戦場は総力戦の様相を呈する。
決着の時、彼女とディルクは視線を交わし、絆を結んだ一撃を振り下ろす。

それは憎しみではなく、終わりなき輪廻を断ち切る“救いの斬撃”。
ゴブリン王は安堵の眼差しを残し、因果ごと静かに消えていった。

──残された者たちが祈るのは、新たな「生」と「希望」だった。



https://kakuyomu.jp/works/16818792436422593887/episodes/16818792436611163187

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