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『彩筆の万象記・第一部』第41筆──武具との絆は己のいのちを守る


【あらすじ】
第41筆 武具との絆、心の再覚醒


──武具との絆は、命を懸ける世界の“常識”。

「絆が無い」──ご亭主の一言に胸を突かれた雅臣。
助け舟を求めた仲間たちは、皆それを当然のように理解していた。
武具と共に生き、やがて心が芽吹けば邪神をも討てる──この世界では、それが生き残る術。

ゴードルフ・マーキッドから渡されたのは、〈武具との絆〉六段階の指南書。
契約、最適化、意思疎通、操作一体化、意思の成長、そして人格形成──
その奥深さと、自分が一切そこに向き合ってこなかった現実に、雅臣は涙する。

「いつもありがとう、霹臨天胤丸」
初めて刀に感謝を告げた瞬間、刀身が微かに震えた気がした。
だが、その場に現れたおかみさん・シャローズが語る“情報源”は、さらに別の扉を開こうとしていた──。

https://kakuyomu.jp/works/16818792436422593887/episodes/16818792436564030947

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