文フリ東京、もうすぐですね。
私は、38に……もう二年になるでしょうか。
豆本屋として参加させていただきました!
自作の文筆作品を一つも持たないで、著作権の切れた名作を豆本に仕立てて殴り込みの気持ちでした。
当時の私の文学は、名作を読み込んでそれを豆本に仕立てることが、読書感想でした。
たぶん、自分の文章を一つも持たないで参加したのは私だけだったんじゃないかと。
そこで感じたのは、強烈なアウェイ感と、それでも売り上げを打ち建てて黒字に持ってってやるという矜持と、これが私の文学だという開き直りでした。
とりあえず黒字は達成。
手伝いを頼んだ友人への謝礼を払ってもおつりが来まして、一安心でしたが……
そこで感じたのは、どうしようもない敗北感と、
自分の小説を、堂々と販売なさっている皆さんへの憧れと嫉妬でした。
私も、自分のお話を書きたい。
二次創作ながら、執筆活動から足を洗って早二十年。
豆本でひたすら本という形を追いかけて十数年。
文フリから一年、豆本づくりに忙しくしながらも、ずっと、物語を書きたい欲を温めて、一年後、執筆し始めました。
最初は「豆本に仕立てるため」を言い訳に、執筆を開始――
のめり込みました。
私の作った豆本で、一番文字数が多かったのは、
江戸川乱歩の『孤島の鬼』でした。
文字数、約183000字
物理的に、この文字数が、私の豆本の限界です。(写真の物で、これ以上分厚いと、美しい本という形から外れると私は思っています。)
ところが、私が最初に書いた物語は、230000字以上になってしまいました。
5万字のオーバーです。
しかも、ラノベ文体を目指したので、改行に次ぐ改行で、『孤島の鬼』より明らかにかさ張る……
私は決断しました。
自分の物語は、豆本に仕立てない。
無理だwwww
そして、私は自分の物語を、同人誌に仕立てるよりも、次の物語を書く方が楽しくなっちゃったのですね……
私は本という形を愛していますが、特に装丁や製本の作業が好きであって、
データ作成や校正、入校が好きなのではないようだと改めて知りましたwww
だから、また文フリは出たいですが、それは豆本作家として出たいわけであって、小説書きとしては別にいいかなって、
カクヨムだの、なろうだの、webで読んでいただければ充分かなって。
そして、やっと表題なのですが……
腰掛的に、5/4の文フリ東京42に、豆本作品だけお邪魔することになりました。
どこのブースがちゃんと聞いていないのですが(おいっ!)委託販売でお世話になっている店のオーナーが、みなかみ町の短歌の会に参加しておりまして、その会が、出店なさるそう。
委託してある、豆本で若山牧水の『みなかみ紀行』を、文フリへ持って行って販売してくださるそうです。にぎやかしですね!
もし、短歌のブースで、みなかみ紀行の豆本を見かけましたら、じょーもんの事を思い出してやってくださいwww
あー、近いうちにまた出たいです!
参加される皆様!楽しんできてくださいね♪
