• 恋愛
  • 異世界ファンタジー

悔しかった話

天狐の連載を終えまして、しばらくは豆本作家を専念していました。
群馬、三重、岩手の3軒の委託店に、計6回にわたって、納品してまいりました。
半端なのをオンラインで販売するか、ストックで持っているか悩んでいるところです。

そんな豆本で悔しいこと一つ目。

NHKのEテレで「すてきにハンドメイド」という番組があります。
先日そちらで豆本が取り上げられました。
密かに「すてきにハンドメイドに出たいな、いや豆本で出るなら、第一人者の赤井都氏か、豆本協会の会長かな?」と思っていましたが、そのどちらでもありませんでした。
まあ、「思い出の布を豆本に」だったので、あの方が適任だし、私みたいな大量生産系家内制手工業では、世の奥様方に作りたいって思わせられないな。
と、負けを認めます😔
NHKさんには「あさイチ」で自作が登場したことがあり、有働アナと光浦氏がニコニコ見てくれたのが豆本作家としての大切な思い出の一つです。(これは自慢です、過去の栄光に縋らせてください笑)
まあ、でも、「すてきにハンドメイド」で豆本が取り上げられるその時に、小説執筆に心奪われ、第一線を走っていなかったのは、純粋に悔しい。

二つ目の悔しいこと。

みなさんは、ご自分の職業や専門性を活かした執筆はしておられるでしょうか。
鈴木輝一郎先生は、「小説家に必要なのは、中学程度の国語能力と、高校程度の一般常識、大学程度の専門知識」とおっしゃっておられました。

私が唯一持ってる資格が、学芸員です。博物館の職員とかが持ってるやつですね。私の時代は、動物園も水族館も美術館も博物館も、ひっくるめてどこでも通用する資格でしたが、最近は細分化されているようです。

私はずっと、考古学なり、歴史学なり、保存科学なりを専攻していても、それを小説に直接的に活かすのは無理だなって思っていました。

今も一応職場の名刺には「学芸員」と記載しておりまして、空想に近いような持論を展開されるお客様とガチンコバトルを時々します。
学芸員の肩書きを持つ以上、少しでも肯定すれば「私の持論は◯◯博物館からお墨付きをもらった」と権威付けになりかねないからです。
その延長で、歴史小説はほぼ楽しめなくなりました。
自作で言えば、「荒魂の旦那さまは〜」が限界でしょうか。

異能があって、実在の人物が皆無で、明らかに違う日本。あれが限界です。
遺跡の発掘も同様で、砂をハケで払うなんてクソ喰らえ!ジョレンとイショクだけがともだちさ〜♪
あんな泥臭い汗まみれの仕事を、女性向けラブロマンスに仕立てられるわけがない……

ところが先日、こんな書籍を見かけたんですね。
桑原水菜氏の『遺跡発掘師は笑わない』

……天才遺跡発掘師ってなんだよ……

読んでないけどさ!

現実世界だと、調査担当者になるのかな。
発掘なんて、つらい、苦しい、きついのチームプレイ。
笑ってないとやってらんないよチクショー!


でもさ、あー、それ、ありなんだ……

って、自分の専門性を活かせなかった悔しさがぐぬぬ……


さらについでに言うと、知り合いが歴史幻想小説みたいな短編小説で、新聞に載ったんだよ!
私は「どこまでがフィクションでどこまでが史実がわからん」って負け惜しみ言ったんだが、次に会ったら褒めなくちゃ!
もう会った人によれば、小説家先生気取りらしいじゃないか!


でもじゃあ、発掘調査員のお仕事ロマンスとか、書こうって思えないのよね。

それでときめいてくれる女性読者のビジョンが見えない🫠

皆さんは、ご自分の専門性を執筆に活かせてますか?笑

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する