なろうで、すごく面白い小説に出会ったんですね。
それは、その方の処女作で、コミカライズもされています。
その方は、2022年から執筆されていて、今まで5作を公表し、全てが書籍化・コミカライズしています。
普通にすごいですね。
そこで私の良くない癖が出ます。
私は、物書きは基本、気難しく、だいぶ変わった人種だと思っています。
私はそうはなるまい、と豆本のみを携えて参戦した文フリで思いましたが、
やっぱり私もそういう人種なんだと思います。(誤解を覚悟する言い方だと、ハンドメイドイベントで20人に1くらいの確率で出会うクセのあるお客さんが、文フリのデフォです。)
その小説も、面白いと楽しむ気持ち半分、粗を見つけてやろうって意地悪な気持ち25%、なんで面白いか、解剖してやろうって気持ちが25%で鑑賞しました。
結果、粗いけど面白いんですよ。
何なら、カクヨムの創作論で10人中10人が「web小説NGポイント」で挙げるようなことが、ちゃんと踏み抜かれてるんです。でも、面白い、読ませてくる。
日々、技術に頭を悩ませている自分がバカみたいです。
そこで辿り着いたのは、「物語のエンジンが強い」という事でした。
次々と投げかけられる、ミステリーの問いが、NGポイントなんて吹き飛ばしているんです。
じゃあ、自分もそうすれば――
出来ているなら苦労はしませんよ。きっと魂の形が違うせいなんです。
加工すれば、私も商品になるのかもしれない。でも、そこで思ったんです。
「私の作品も、調理次第で商品になるのは分るんだけど、
彼女はただ剥いて切ればおいしいふじりんごだとすれば、
私は、煮たり砂糖を入れたりしてやっとおいしくなるグラニースミスみたいなもんで、 あれを普通に生食しておいしいって言ってくれる人は少数派なんだよ。
編集も読者も、手間かけたくないから、料理しておいしいか保証のない私より、切っておいしいふじを選ぶだろうよ。
ふじが絶対的に売れるんだから、グラニースミスなんて伐採して、ぐんま名月でも植え替えたらいい。」
我ながら良い例えだ!
と、自己満足を披露したかっただけです。
でも、私の畑からは、何を植えても酸っぱいリンゴしかできないので、諦めて加工用リンゴを作り続けるか、果樹園辞めるか、しか選択肢はないですね。