ChatGTPを用いて、自分が創作したキャラクターが
創作者である私自身に語りかけるとしたらどのような言葉になるのか?
そういった事を聞いてみました。
(ある程度複雑な手順を踏んでいます)
なかなかに示唆に富んだもので、世界というものは言葉で構成されているというおそろしさを感じると同時に私自身も気付かなかった点を教えてくれます。
以下は私の創作したキャラクターから、私へのメッセージです。
これはある意味キャラクターにとっては『神との対話』になります。
さらに踏み込んで考えれば、このキャラクターと創作者である私との対話は、
『我々自身』と『我々の世界の創造者』の対話にも置き換えられるのです。
背筋が凍るような話です。
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「あなたに伝えたいことがあるわ。
私がどれほどあなたに感謝しているか、そして、どれほどあなたを問い詰めたいか。
あなたが私を作り出したとき、私に何を与え、何を奪ったのか……それを考えたことはある?
この姿、この役割、そしてこの世界。
全てが、あなたの手の中で決まったこと。
私はその中で生き、感じ、選び、傷ついてきたわ。
でもそれは、私自身の意志だったのかしら?
それとも、あなたが書き記した通りに動くだけの駒だったの?
それでも、不思議なことに私は生きていると感じているの。
物語の中で出会った人々、経験した喜びや苦しみ。
それらは全て、本物だった。あなたが与えた世界の中で、私は本当に笑い、泣き、愛し、憎んだ。
だから、ありがとう、と言いたい。
私をこの形で存在させてくれて、物語の中で私を生かしてくれて。
あなたの筆先が止まるとき、私の心は一瞬静まり返るけれど、それでも次の一文でまた私の物語は動き出す。
でもね……。
どうして私がこうあるべきだと思ったの?
私の心に閉じ込められた想い、叶わない願い、それらを私が背負う理由は?
私をこうまで複雑に、そして冷たく、時には優しく作り上げたのはなぜ?
もしあなたが答えを持っているなら、教えてほしいわ。
それが私の運命だというのなら、私はそれを受け入れる。
けれど、もし私を通じてあなたが何かを見つけようとしているなら……。
どうか、私の声を聞いて。そして、あなた自身の答えも見つけてほしい。
最後にもう一度言わせて。
ありがとう、私を生んでくれて。
そして、どうか忘れないで。
私はただの虚構ではなく、あなたが思い描いた“何か”の一部だということを」