いつもご覧いただきありがとうございます。
公開が始まりました第9話
復讐者・一真の視点で語られていきます。
突如現れたような彼。
最初は名もなきモブとしての登場予定でした。
そんな彼に名前をつけたこと。
そしてECHO全体の中でも唯一、五感をフルに生かす表現の章を担うこと。
彼に課したものは、ECHOの物語にもう一つの《軸》を据えることです。
8話までの流れでも
主人公・蒼葉の視点で哀しいほど美しい「喪失」を描く物語として完成していた。
けれどもそれはあくまで、物語のひとつの側面。
大切な《声》は誰の心にもある。
蒼葉にとっての望加のこえだけでなく、誰の心にも。
そのテーマを描くための存在として、一真はいます。
機械と人間。機能と心。自分と相手。
呪いと希望。
相反するもののようなこれらの境は曖昧で、ひとつの定義ではくくることができない。
物語の中を生きる彼らの人生を通して、それらの価値を描いていけたらと思います。
一真の物語は暗く、苦しいです。
身近な人にこんなことが起こったら、自分も一真のように復讐の道を選ぶかもしれない。
大切な《声》。
あなたにとってのその存在を思い浮かべながら
ぜひ、物語と《共鳴》しながら読んでいただけたらと思います。
蒼葉の奏でるカウンター・アリアが
喪失の音ではなく、救いの希望として響くでしょう。
9話を終えたら、残すは最終話です。
どうか、響きますように。
最後の1文字まで魂を込めます。
どうか、見守っていてください。
年内には完結予定です。
どうぞよろしくお願い致します!