• 現代ドラマ

『羆牢』制作記録⑤ 第5話「違和感」ができるまで

第5話では、本宮や香澄という女性キャラクターを、本人たちの視点ではなく「他人からどう見えているのか」で描いてみたくて、和田君の視点を増やすことに挑戦しました。

元々は、本宮が検索を続け、係長から助言を受けながら手掛かりを見つけていく構成でした。ただ、それだけだと「調べる→情報が出る→説明する」が続いてしまう。そこで、PC画面に表示された情報をキャラクター同士で読みながら進める形に変えています。

同じ情報を出すにしても、誰がどこに引っかかるのか、誰が何を言うのかで、その人自身も見えてくる。今回は「情報を説明する場面」ではなく、「キャラクターが情報に触れる場面」にできればと思って書き下ろしました。

そして、新しいキャラクターも登場します。

物語としてはまだ説明しないこともいくつか置いてあります。登場人物の名前にも、説明なしの小さなヒントを混ぜました。気づかなくてもまったく問題ありませんが、後から振り返ったときに「あれ、最初からあったんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。

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