HK15

何かのボツネタでしたが、寝かせたら読めるようになってたのでサルベージしました。うんこネタ注意です。

神林ヨーコ、女子高生。生真面目で融通がきかず、唯一友達と呼べるのは、枝万という文芸部の眼鏡少女だけ──その正体は、謎の殺し屋チーム〝デイヴィッド〟を率いる美少女殺し屋だった！ヨー…

　水辺を歩いていたあなたはたまたま瓶に入った手紙を見つけました。 　そういう話です。

激化する虐めに追い詰められていた岸朋子は、偶然から殺人鬼の澄田なぎさと行動を共にすることになった。 いじめっ子たちの逆襲、警察の捜査網、逃げ場のない社会から追い立てられる彼女たち…

あらすじ バー・コチニールにひとりの男がやって来た。常軌を逸した人体改造により、複眼を手に入れた男である。いつものように男が酒を頼むと、二人の殺し屋が入店してきて……

宇宙人発見のニュースは多くの人間を発狂させた。グレイ、タコ型火星人。そんなわけがない宇宙人の存在は果たしてなにを意味するのか？

　ひと気のない路地で、人知れず、ひとりでに鳴る公衆電話。服飾ファッション科へ通うギャル、天縫纒子は、好奇心に駆られてその受話器を取った。 　それが、ミミックの擬態した姿とも知ら…

　重さも熱もない、混沌という液体で満ちたこの海には、コーラルという無数の世界が散りばめられている。 　混沌の海を航行する事のできる船――ケイオスクラフト、ノラウェイダ号を駆るヒュ…

祠襲撃の話を妻に聞かせたことが正しい選択であったのかどうか、僕はいまもって確信が持てない。多分それは正しいとか正しくないという基準では推しはかることのできない問題だったのだろう……

凄惨な過去から男が化け物に見えるようになってしまった少女は、その原因となる父を打倒することで元の世界に帰還しようとしていた。 まるで勇者のような彼女と、彼女の目にはゴブリンとして…

ヴァ―ルシュタット辺境伯領の騎士令嬢レーナ・フォルベックは、平穏無事に生きたいだけの普通の女の子。しかし辺境伯の開いた夜会で、彼女は婚約者であるヘルムートに婚約破棄を言い渡されて…

植民地連帯・ボビンレースと識字にまつわる百合ラブコメ 南洋に位置するアーヌエヌエ王国の尚書であったイネスは、女王ハシンタの廃位により、彼女の嫁ぎ先である北西の辺境の島、ダムハン…

村で孤立し、家族からも冷遇されている11歳の悟は、声を失い、誰にも心を開けずに生きている。学校や家庭では存在を無視されるなか、彼は村外れの空き家にだけ安らぎを見出していた。ある日…

コンテンポラリーダンスのパフォーマー・鶴見礼との出会いを期に、ダンスを題材とした新作を考案する皐月。取材のため訪れたダンス部の部長・尾道若葉と礼とのあいだには、浅からぬ因縁がある…

地方の中小企業の冴えない経営者「ぼく」は世襲の無能三代目。社内で軽んじられる日々を過ごしている。そんなある日、これまで超事務的な態度を崩さなかった社長付き秘書の三沢さん（美女・2…

俺はフラワー債権回収センターの職員。仕事内容は借金の取り立てだ。本日督促期限の債務者から債権を回収しなければいけないが、そいつがいるのは凶悪組織の武装した構成員が跋扈するビルの最…

はじめは小さな暴力だった。私はどうやら、人の嗜虐心を集めてしまう質らしい。そして――私はその暴力たちを、甘く甘く、好んでいたのだ。 -- 第二回大暴力小説大会主催より、参加者の皆…

古典ベースのお話です 【第二回大暴力小説大会】 https://kakuyomu.jp/user_events/16818622172218992562

鬱屈した毎日を送る九鬼奈々美はある日暴力団の取引に巻き込まれ、拳銃と現ナマを手にする。それから、彼女は破滅への道に自ら進んでいく……。

脳髄沸騰屋である羅洞は、敵の攻撃を受けた。 第二回大暴力小説大会参加作です。

プール掃除の手伝いを転校生の美少女・新谷に頼まれた永野は、夏休み中の学校で彼女に会い、掃除をしようとするが……。 第二回大暴力小説大会参加作品。

暴力！暴力！暴力！ 雰囲気がずっと暗い話を書こうと思って書きました。

「第二回大暴力小説大会」によせて書きました。テーマは「二の舞」です。難しかったけどがんばりました。

第二回大暴力小説大会に向けて書きました。 自分の欲望と折り合いをつける話です。

身持ちを崩し非合法組織で働く私と狂犬にも似た若い同僚が、血飛沫の舞う夜に生死を賭けて踊る。第二回大暴力小説大賞によせて。

久しぶりの大仕事は国外での護衛、人員はたったの4人。 前情報と調査により順調に進むが、ただ1つの言葉の誤りで崩れてしまう。 それと並行して、秘密の調査により離れていた父親を発見し…

家出をして地方都市・瑞野を訪れた少女は、突然の危機を自称・暗黒騎士ナイトヴァルザーブレードと名乗る青年に救われる。彼女は成り行きでリーゼロッテと名付けられ、どう見ても普通の日本人…

“二の舞” 他人の失敗と同じような失敗を犯すこと。

城塞都市・エニモールの領主は、病弱な姫の慰めのために勇者を各地に派遣して冒険を行わせ、その記録を同行する語り部に歌として作らせていた。ごろつき冒険者出身の青年・ルーは食い扶持と興…

【カクヨムコン10ライト文芸部門特別賞受賞】 「大尉殿は――分遣隊長殿は、戦死されました」 　派遣された部隊に着任したら、隊長は既に戦死していた。 　／ 「まずくありま…

ひと思いに息を引き取るのではなく、痛みに衰弱し、手足が一本ずつ萎え、命が一滴ずつ流れ出ていくほうを望む者などどこにいるだろう？　長く病み衰え、肩や胸の醜い傷が腫れ上がり、もはや元…

どっかで聞いたような名前が出ているかもしれませんが、気のせいです。 三話目まで約5000文字での文体診断の結果は 1 大宅壮一 88.1 2 浅田次郎 87.3 3 小林多喜二…

収まりのいい言葉として「友だち」と説明される　春に似ている 第二回大暴力小説大会参加用作品です。

第二回大暴力小説大会に寄せて。 人々を襲いゾンビに変える「オオアメ様」を晴らすため、ウサ耳フードの少女は今日もクソデカいモンキーレンチで暴れ回る。 ▽以下レギュレーション ・…

肉の肯定を目的としたSF百合です。

機関銃主題の小説書こうとして出だしは出来たけど、続きが出来なかったので供養に。 機関銃の餌食になる兵士たちと機関銃の恐ろしさが出せていれば幸いです。

第二次世界大戦後、内戦を経て東西に分断された二つの日本国家は、相互に戦場へ軍団を送るようになる。 台湾海峡、ベトナム――多数の戦場に軍団を送り込んだ二つの日本は、外国の地にて対決…

様々な国際紛争と、それらと反対に喜ばしいニュースとが入り乱れながら、世界は少しずつ、徐々に崩壊しつつある。 しかし、崩壊しつつある世界は混沌の闇の中に落ち、無秩序の世界となってい…

お前がこれを読んでる頃、もう父ちゃんはこの世にいないだろう、なんて決まり文句は要らないな。 お前は俺と違って優しい子だから、「お前の親父の幽霊を見た」って噂を聞いて、こんなクズ…

暴力！暴力！の話です。第一回大暴力小説大会に参加しています。

　殺死杉刑事は殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事である。 　そんな彼の物語を一つのページで読めるよう…

日々暴力を求め彷徨うあたしはその日、クズ女のサヤと出会い、サヤに降りかかってくる暴力から彼女を守ることに決めた。サヤの側にいればきっと、暴力の方から集まってくるだろうから。 --…

　自由と民主主義を奉じる合聖国が、専制国家の帝政圏に敗戦した世界大戦後。元孤児で恩師に拾われて育った魔導師少年兵のウィリアム・ホワイトは、戦後は大戦の英雄であるユーリア・エイデ…

「 第一回 大暴力小説大会」によせて書きました。

ねずみの覗く小屋の中に、2人の男がいた。第一回 大暴力小説大会によせて。

　四大災害により世界人口が激減し文明は後退、国家の多くが解体された時代。 　企業連合による【統治区（ドミニオン）】のなかでは民営化水道局が人々の生死を握っており──最下層の貧民は…

核戦争後の22世紀末。都市アルファヴィルではヒトは人工子宮から産まれるようになっていた。 クローン技術と幹細胞技術、および記憶移植による再生医療が実用化され、人類は【死】を克服し…

名前を茶化されることを嫌う少年、九榎悠は高校入学と共に友達を作るという目標を持つ。 しかし、入学式で話しかけた特殊な雰囲気の少女、伊橋朱音によって自らの胸に孔（アウトホール）と呼…