「異世界最強の節約勇者」、更新中です。
書いていて最近あらためて思うんですが、この作品、かなり変な方向に仕上がってきました。
もちろん良い意味でです。
普通の異世界勇者ものって、
最強の力をもらう
女神に導かれる
魔王を倒す
世界を救う
みたいな流れになると思うんですが、うちの勇者は違います。
最強チートをもらって最初に言うのが
「報酬は?」
です。
魔王が乱入してきたら
「誰だ」
で返します。
女神には
「経費削減だ。お前も来い」
と言います。
そして魔王には
家計簿をつけさせます。
いや、何を書いてるんだ俺はと思う瞬間もあるんですが、読めば読むほど
“この世界ではこっちが正しい気がしてくる”
という、妙な説得力が出てきました。
■ エリュシアとネネの対比が、かなり美味しくなってきた
この作品の見どころのひとつが、ヒロイン2人の対比です。
女神エリュシアは、
表向きは高貴で有能、でも内心ではずっと「何このおっさん!?」って崩れていくタイプ。
一方で魔王ネネは、
威厳はあるはずなのに、財布の話や固定費の話で目を輝かせて、どんどん節約勇者に染まっていくタイプ。
つまり、
女神は理性で負ける
魔王は感性で落ちる
この構図なんですよね。
しかも田中本人だけは、そんなこと一切気づいていない。
ここがまた面白い。
読者だけが
「いやいやいや、お前それ完全に刺さってるだろ」
って見える構造になっていて、かなりニヤニヤしやすい形になってきました。
■ 第2章、新キャラが続々出ます
第1章は、田中・エリュシア・ネネの3人組をしっかり固める章でした。
第2章はそこから一気に広げます。
しかも新キャラが、ただ増えるだけじゃなくて、
全員ちゃんと“節約勇者にぶつけると面白くなる設計”
になっています。
たとえば、真面目すぎる生粋の勇者アルス。
王道の勇者ムーブを全部やるのに、田中に
「お前、月いくらもらってるんだ」
から入られる。
かわいそうだけど、絶対おいしい。
さらに第2章全体では、王都での節約無双、昭和グッズ展開、師弟コンビ化、大所帯化、そして神界側の不穏な構造まで見えてきます。ギャグの規模は広がるのに、裏ではちゃんと大きな軸も動いていく章です。
■ この作品、実はただのネタ小説ではないです
見た目はかなりバカやってます。
というか、かなりバカです。
でも芯にはずっと、
「正しいことをするたびに、俺だけ負ける」
っていうテーマがあります。
ここがこの作品の根っこです。設定メモでも作品コンセプトとして置いていて、田中の決め台詞の核にもなっています。
田中の節約って、ただケチなだけじゃなくて、
過去の傷や、現場で正しいことを言っても通らなかった経験から来ている。
だからたまに笑いの奥で、妙に刺さる瞬間が出るようにしています。
ギャグ9:シリアス1の作品ではあるんですが、その1があるから、ギャグも少しだけ深くなる。
そこはかなり意識してます。
■ つまり何が言いたいかというと
今の「節約勇者」は、
最強なのに生活感が強すぎる
女神と魔王のヒロイン構造が変
新キャラが増えるほど事故る
なのに妙に芯がある
という、かなりクセの強い作品になってきました。
たぶんハマる人にはめちゃくちゃハマるやつです。
■ まだ読んでない方へ
もし
異世界コメディが好き
おっさん主人公が好き
女神が振り回されるのが好き
魔王がポンコツ寄りだと嬉しい
でもただのネタだけじゃなく、ちょっと芯も欲しい
このへんに刺さるなら、かなり相性いいと思います。
■ 読んでくださっている方へ
いつもありがとうございます。
感想、反応、いいね、全部励みになっています。
「この掛け合い好き」
「ネネかわいい」
「エリュシアがんばれ」
「田中ひでえのに正しい」
みたいな反応、めちゃくちゃ嬉しいです。
第2章はさらにキャラも広がって、もっと騒がしく、もっと面白くしていくつもりです。
引き続き、追いかけてもらえたら嬉しいです!
節約勇者はこちらから▶
https://kakuyomu.jp/works/2912051596824275261
追伸:ごほうび魔王ネネちゃんワンピおいておきます ※カクヨム限定