いやあ。 人間というのは奇妙である。あ、いかん。人間一般に失礼だ。
この男はバカである。
「仕事なんてさぁ。所詮お給金つきのゲームなのだよ。楽しめればよかろうなのだ!」
とか言っていたクセ、今の案件になんか気持ちがこもってしまってるらしい。
個人的かつ熱い応援をヨソさんからウケるとこう……なんか来るものがある。
そりゃ利害一致してるだけだよ? だから援護も応援もし合うわけで。
要するに打算で組んでるだけさ、それだけさ。
にしても感動させてくる人間というのがいる! 何なんだお前! すげえなお前!
(しょーがねーな、俺からも一撃くらいはかましてやろう)
とか思っちゃう。存在がこええわ。
なお、ほかの手持ちの案件は相変わらず、どうサボるかばかり工夫している。
なぜかといえばそりゃ、ウチの上長に僕は感動しないからである。
敬意だけでは、人間うごかねーのである。感動みたいのさせてくれないと。その上でしっかり金くれないと。
感動できないしごとでしたら、金に見合う最低範囲までしか僕は仕事しません。
……なんか、ブラック会社の根性論みたいな字面になってきたな。やめよ。近況近況。
◆仮説:『エッセイで発散しちゃうからフィクションとかショートとか書かなくなったんじゃないの?』
という仮説のもと、キリの良いエッセイを整理したり、そもそも文芸から距離を置いてみたりしたのだが……。いや、まあこれで僕なりに悩んだり考えたり焼肉を食べたりしたのだ。
結果はこう出た。
『エッセイを書く、書かないかかわらずに文章から距離を置くと、秋島は余計書かない』
こ、こうね……当たり前の事でも、確認が本人にとって重要な時もある。あるよね。
デスストランディング2が出る前になんかしよっと。