人魚
人魚の固定概念が強すぎて、想像の域を超えない。
幻想のモノの幻想を超える。
まあ、出来ないわけではない。
それを人が求めているかどうかは別だけど。
ああ。
もうどうでもいい。
この人魚の手を取って。
海溝の奥底まで連れて行って欲しい。
光の届かない。
音も無い。
凍えるほど寒い。
海の底。
そして眠りたい。
そのまま海底の泥の中に放り込んで欲しい。
溶けて。
泡になって。
弾けて消えてしまいたい。
いつか人魚の話を書きたいと思っております。数々の人魚伝説がございますが、そのどれでもない、新しいお話。
