『ヘブンバーンズレッド』というゲームがあります。宇宙からの侵略者の手により滅亡の危機に瀕した人類が生き残りをかけて戦う、みたいなストーリーのゲームです。ビジュアルアートがとても美しいなと思って気になっていたゲームなのですが、いつの間にかリリースされていたので最近ちょくちょくやっていました。
システム面や、時間経過の日常パート、戦闘画面なども、「『ペル〇ナ』のパクリじゃね?」とか最初は思っていましたが、実際プレイしてみるとなかなかの衝撃作でした。
まず、こんなちゃんとしたゲームで、主人公がこんなにもおちゃらけるゲームは初めてです。最初のシーンからかっ飛ばしていました。僕の小説でも変な発言をするキャラクターは多いですが、その比ではなかったです。ここまで大仰にボケまくるか、という。ここは一体何のためのシーンなの? という良い意味で期待を裏切ってくれる呆れるような場面が多々あります。シナリオを書いている人のセンスが抜群です。テキストがだらだらと長く読み飛ばしてしまうゲームも多い中、常に新鮮な笑いを提供してくれる台詞回しが秀逸です。
それでいて、シリアスな場面は急に真面目になったりして、そのギャップが強烈。
昨日の夜寝る前に重要なシーンをプレイしていたのですが、まさかそんなことになるとは思っていなかった展開になり、かなりのショックを受けました。「マジかよ?」「嘘だろ?」「嘘だと言ってくれよ!」と最後は叫び出したくなるほどショッキングでした。やっと「さあこれから」となったのに、なんでそんなことに。まあ作り手からすれば、だからこそ、なんだけど。
あまりのショックで胸が苦しくなって、昨日はほとんど寝ることができませんでした。こんな気持ちになったのは『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観た時以来だと思います。
こんな展開が待っているとは想像していなかったので、改めて『ヘブンバーンズレッド』のコンセプトなどを確認すると、キャッチコピーが「最上の、切なさを。」ということでした。なるほど。2章は、切ないというか、悲しすぎたよ。
他の人はどういう感想を持っているんだろうと気になってちょっと調べたら、「1章と2章の最後で号泣した」という感想を書いている人がいて、ああやっぱりそうなんだと思いました。
今日はほとんど寝ることができないまま過ごしたのですが、今日は今日で僕の大好きなウォリアーズというチームがついにNBAの優勝に返り咲いて、感情が高ぶっています。ウォリアーズには、僕が人として最も尊敬しているステフィン・カリーという選手がいます。僕が思う最も偉大な人物です。もし自分の最高傑作の小説を書く日がきたら、このステフィン・カリーのような人物を主人公に据えたいです。
自分の趣味のことばかり書いてしまっているようだけど、僕は小説からよりもこういうところから影響を受けて自分の作品に活かすことが多いです。『ヘブンバーンズレッド』の主人公のキャラ造形も、僕の次の小説で参考にさせてもらおうと思っています。