僕は最近『ウマ娘』というゲームをやっています(小説はどうした?)。『ウマ娘』は、競馬の競走馬を擬人化したウマ娘たちをレースで走らせて、レース後にまるでアイドルのように歌って踊るライブをさせるというかなり斬新な設定のゲームです(ライブはおまけのようなものですが)。
システムも『ダビスタ』と『パワプロ』を合わせたような奥深さがあって、ゲームとしてすごく面白い。青春ドラマのようなシナリオもすごく良くて、僕はシナリオを観て普通にポロポロ泣きました。キャラも立っているし、オーソドックスだけどクウォリティの高いシナリオは(映像や声も加味)、スポーツものや現代ドラマを書くような人には参考になると思います。
さて、『ウマ娘』に泣かされた僕ですが、泣いたといえば、僕は去年ある作品を観て自分史上最号泣したことがあります。
去年のある日、僕がYouTubeを観ていると、広告で『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』というアニメの劇場版の予告編が流れました。ちょうど映画館で上映中の作品のようです。
僕は普段、アニメや映画はほとんど観ません。というか、テレビは毎週決まったバラエティ番組しか観ません(録画しておいて、観るのは1ヶ月後ぐらいになる)。当然、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』がどんな作品なのかもまったく知りませんでした。
だけど、僕はその劇場版の予告編を偶然目にした時、直感的に「これは観なきゃだめだ」という気持ちになりました。そしてその数日後には、僕はマスクの着用が義務づけられている映画館の中にいました。
予備知識を軽く仕入れてから観た劇場版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で、僕は大号泣。最初から最後まで泣きっぱなし。マスクがもうグッチョグチョ。べつに僕一人泣いているわけではなく、周りからもすすり泣く音が響きます。
途中、物書きの観点からすると、暗黙的に「それは反則技だろう」というようなシーンも出てきました。作品内で子供を〇〇しちゃだめでしょ。そんなん泣くに決まってる。
僕が『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を観てから少し経って、世間では劇場版の『鬼滅の刃』が話題をかっさらいましたが、僕は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に一票入れたいです。とても素晴らしい作品でした。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、どちらかというと女性向けの作品だと思います。原作者の方が女性ですからね。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、京都アニメーション大賞という小説やシナリオなどを募集する賞を受賞した作品で、京都アニメーションがアニメを手がけています。作者の暁佳奈さんはそれが処女作にあたりますね。
暁佳奈さんは、京都アニメーション大賞を受賞した際のインタビューで、このようなことを語っています(こういうの転載していいのかな? だめそうだったら消します)。
『書いた作品がもしかしたら京都アニメーションさんにアニメ化されるかも、というのは人生でかなり面白いことではないでしょうか。人生一度きりです。小説は何歳でも書けます。貴方が十歳でも八十歳でも、やる気さえあればきっと。
小説を書いたことなんてないという人も安心してください。私も書いたことがありませんでした。大人になって、すごく遠回りして書き始めました。頑張ること、夢を追うこと、夢追い人は恥ずかしいでしょうか。貴方はそうしてきた私を笑いますか?
「批評家の銅像は立ったためしがない」と言った人がいますよ。誰が何を言おうと、貴方を笑う人がいても、人生を面白く回していくのは貴方がある日下した決意です。』
僕はこの言葉で、すごく力をもらいました。
そう、とにかく僕がここで言いたいことは、「ハンバーグに目玉焼きのってたら嬉しいよね(?)」ということです。
ではまた。