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ショッキングな出来事

 これは小説とは関係のない個人的な話です。ここに載せるかどうか迷いましたが、自分が強く思ったことということで、載せることにしました。最後まで読むかどうかはお任せいたします。

 1月27日未明、朝6時ごろ。僕はこの日仕事が休みだったので、こんな早朝から(それとも深夜というべきか)小説を書いていた。
 調べものがあって、ネットのブラウザを開くと、トップページに僕にとってとてもショッキングなニュースが出ていた。
 NBA(アメリカのバスケ)の元スター選手、コービー・ブライアントの写真がトップページに載っていた。「何なのかなあ」と軽い気持ちでニュースの記事タイトルに目をやると、『コービー氏、ヘリ墜落で死亡と報道』とあった。「嘘でしょ……」と僕は思わず一人で声を漏らした。

 コービーは、かの「バスケの神様」と評されるマイケル・ジョーダンと肩を並べられる、いやそれ以上に偉大な選手かもしれない。数年前に現役を引退した、まだ41歳だ。
 僕は毎日欠かさず、その日のNBAの試合のハイライトを確認している。このニュースが出るまさに前日、今史上最高のNBA選手となりつつある現役選手のレブロン・ジェームズが、コービーが記録した通算得点を追い抜いたということで大きな話題となっていた。
 レブロンはコメントで、自分が十代の時に初めてコービーと会った時のことを回想し、
「彼の話をただ聞いていた。吸収できるものはなんでも吸収しようとした。彼の言葉で覚えているのは、『何かに秀でたいなら、努力すること』という話だ。史上最高の選手のひとりであるコービー・ブライアントと比較されるのなら、どんなことでも嬉しいよ」
 と話していた。
 僕もその『何かに秀でたいなら、努力すること』という言葉を聞いて、一層執筆活動に精を出そうと思った。
 コービーのヘリ墜落事故は、その直後の出来事だった。
 どんなにすごい人でも、どんなにすごい成功を収めても、いつ何が起こるかわからない。そういうことを知った。
 コービーはきっと、生まれ変わってもバスケットボール選手になるだろう。それぐらいバスケを愛し、闘争心に溢れた、素晴らしい選手だった。

 この日行われたNBAの8試合では、試合開始直後に「8秒バイオレーション」と「24秒バイオレーション」という形でコービーに追悼の意を表した。NBAでは、ボールを持った側は8秒以内にセンターラインを越えて敵陣に入らないといけない、また24秒以内にシュートを撃って決めるかまたはリングに当てなければならない、というルールがある。コービーが現役時代に使用した背番号が「8」と「24」だったので、そういう形(試合開始直後お互いに何もしない)で全ての試合でコービーを追悼した。試合中にあまりの悲しみに俯き、動けなくなってしまった選手もいた。コービーは、アメリカだけではなく、バスケットボール界だけでなく、あらゆる形で全世界に多大な影響を及ぼした、偉大な選手、偉大な人物だ。彼の死は、世界中の人々に悲しみをもたらした。残念というしかない。
 ご冥福をお祈りします。

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