脚本家の麻枝准さんが咽頭がんを公表したというニュースを見ました。
麻枝准さんは泣きゲーの代名詞ブランド「Key(キー)」のシナリオライター、作曲家さんで、僕は『ヘブンバーンズレッド』というゲーム作品で描かれた麻枝准さんのストーリーと音楽から自分の創作活動に多大な影響を受けました。
『ヘブバン』はおそらく今年の年末ごろにストーリーの最終章である「第六章」の前編が公開され、二年か三年がかりでこの最後の六章が制作されると思われます。
この『ヘブバン』の最終章の制作に、今後麻枝准さんが関われない可能性がある、とのこと。
「最上の、切なさ。」を描く『ヘブバン』のラストシーンが一体どんなものになるのか、僕は怖さとワクワクを同居させながらずっと想像してきました。
そのラストシーンは、どうか麻枝准さんの手で描き切ってほしい。そしてこれまでにないほど号泣させてほしい。
『ヘブバン』と麻枝准さんに出会わなかったら、たぶん僕は今でも自分の作品の方向性に迷っていたと思います。
『ヘブバン』に出会い、『ヘブバン』のような切なさと感動を描きたいと思うようになって、自分も泣ける小説を書くようになりました。
僕にとってとても衝撃的なニュースでしたが、自分も負けていられない。
自分は小説で麻枝准さんに負けない泣きを表現したいと思っています。