阿炎快空

中学生の修（おさむ）は、怪異の姿を視たり、声を聴いたりすることができる。ある日、修は轢かれた猫の死骸を見つける。死骸に頼まれ、その体を異界の土に埋めてやることにした修。指示通りに…

犬が大好きな殺人鬼と、彼に殺されかけているサラリーマンのお話です。

日常に飽き飽きしている大学生の山崎樹（やまざき・いつき）は、オカルトサークルの後輩、須田晴海（すだ・はるみ）から「世界をバグらせる儀式」の噂を教えてもらう。退屈しのぎに儀式を実行…

ある晩、怪談師の鶴泉南雲は寄席の帰りに、ぶつかってきた子供に財布をすられる。その時、逃げようとする子供を取り押さえたのは——…… 「怪談」と「弄談」の間を埋める物語。 あやかしか…

貝殻を耳にあてて、海の音を聴く話です。 800字ちょっとなのですぐ読めます。

若者の自分探しのお話です。 1000字ちょっとなのですぐ読み終わります。

とある少女の、夢のお話。

自主企画「ホラー短編集『狂気猫』」参加作品です。

夜にだけ出没する、喋る自動販売機のお話です。

小学生の颯斗は下校の途中、瓶の中に〝風の子ども〟を閉じ込めている悪魔と出会う。 ※第64回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画（テーマ「風の始まりの色」）参加作品です

カクヨムコンテスト10【短編】短編創作フェス参加作品です。テーマは「羽」です。

カクヨムコンテスト10【短編】短編創作フェス参加作品です。テーマは「骨」です。

「僕らの境界奇譚」のスピンオフ短編です。 本編の前日譚にあたります。今作から読んで頂いても全く問題ありません。 ※「長編出張読み切り短編博覧会Vol.2」参加作。 僕らの境界…

秘密結社『無明(むみょう)』に所属する異能の怪談師・蘇芳(すおう)。ある時彼は、組織を統率する科学者の一人、百目鬼史子(どうめき・あやこ)から相談を受ける。それは、内容を知ると、…

旧華族で、財界との繋がりもある大物・小岩井泰蔵。その妻である絹江の依頼で、怪談師の鶴泉南雲は小岩井邸へと足を運ぶ。どうやら絹江の娘が、何か〝おかしなもの〟に憑りつかれているらしい…

第七回こむら川小説大賞参加作品です。 お題は「光」。

〝深夜二時頃、ラヂオの周波数を帝都放送に合わせると、何者かの話し声が聴こえる〟——巷では、そんな噂が流れていた。帝都放送に依頼された怪談師の鶴泉南雲は、ラヂオの生放送で幽霊との対…

幽霊が出るという曰く付きの部屋にこだわる大学生。その衝撃の理由とは——……

聖女とて、裏アカの一つや二つは持つ時代。

伝説の剣を引き抜いた勇者の冒険が、今始ま——え、引き抜くだけ？

野生のセグウェイを捕まえに行く話です。

女子大生の「私」は恋人の悠太に、想像の友達——〝イマジナリーフレンド〟との思い出を話す。すると悠太も、自身の奇妙な体験を語りだす。彼は小５の時、脇腹の痛みによりマラソン大会でビリ…

その男は記憶を失い、山奥を彷徨っていた。そんな男の前に、サトリの妖怪が姿を現す。サトリには思考を読むだけではなく、記憶や深層心理を見通す力もあった。「俺がお前の記憶を覗いてやって…

学校の裏山には、こんな噂があった。「数人で遊んでいると、いつの間にか人数が一人増えている」〝僕〟は仲間達と共に、噂を確かめに行くのだが——…… あやかしかたりてシリーズ第五弾！ …

どんな物語にも、やがて終わりは訪れる。それは怪談師・鶴泉南雲とて例外ではない。これは鶴泉南雲の、人生最後の物語——…… あやかしかたりてシリーズ第四弾！ あやかしかたりてシリー…

高校生の拓海は、ある日「実行すると頭が西瓜になってしまう」と噂の、呪いの儀式を面白半分で実行してしまう。その行為が、自身や周囲にどんな結果を及ぼすかも知らずに——……

線路沿いの土手で出会った、自殺志願者らしき男二人。一人は顔に包帯を巻いた、不死の肉体になってしまった科学者。一人は顔に眼鏡をかけた、あやかしを使役する怪談師。二人は互いに、自分の…

怪談師・鶴泉南雲は「大した広さではないのに、足を踏み入れると道に迷ってしまう」という森、通称「八ヶ森」の噂を耳にする。自らの弟子を自称する女学生・英瑞恵と共に森を訪れる南雲だった…

時は戦後。怪談師・鶴泉南雲は話の根多(ねた)を求め全国を行脚していた。そんな折、街外れにある廃墟の洋館に、女の幽霊が現れるという噂を耳にする。鶴泉は幽霊に直接話を聞くべく、その洋…