︎🌟【トトと銀河の旅】🐾(ミツボー星)負の球を持つ人々の街

扉は更に開き、中にいる女性の姿が現れました。

「昨日は、大変お世話になりました」

「えっ、あっ、とんでもない。あれから体の方は大丈夫なの」

「ええ、お陰様で。良くここが分かりましたね」

「地図で調べたり、ここに住んでいる人にも聞いたんだ」

「そうでしたか─────まだ、お礼をしていませんでしたね。少しならポイントの方もあるので、ちょっとお待ちください」

女性はお礼の催促にでも来たのだと思いました。

「あっあ、そうじゃなくって今日は届けに来たの。昨日宇宙船のカプセルの中に、これが置いてあって」

トトは女性が忘れていた花柄のブローチを見せました。

「ああ、私のです!ずっと、探していたんです」

「やっぱり、あなたのだったんだね」

女性はブローチを受け取ると、大切そうに両手で包み込みました。

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