いつも拙作をご覧いただきありがとうございます。
今回は「大沢演説」がほとんど話を食ってしまったような感じになりましたが、「あれはどこかで仕込みたい」と執筆初期から考えておりました。
実はあの演説、一度全没にして再度組み直しました。「全没」にしたデータはあの有名な「HELLSING少佐演説」構文がかなり表に出ていたので「アカン」というのが「全没」の理由です。データそのものは残っています。
今回の「大沢演説」に関しては、色々な演説構文を混ぜ込みました。覚えているだけでも、「HELLSING少佐演説」構文、「ギレン演説構文」、「ゲッベルスの『総力戦演説』構文」が入ってます。ただ、
「地名を何だと思っている!」
「看板か?」
「住所録の都合か?」
「違う!」
「地名とは傷痕だ!」
「意地だ!」
「負け続けた者が、それでもなお手放さなかった最後の表札だ!」
この部分だけはたとえ演説第1案を全没にしても「譲れない一線」として残しました。
そして、「大沢演説」の後の光景は完全に「総力戦演説」の最後を参考にしました。そしてオチを付けました。
(補遺)
「1955年」、「二見町」、「美作」は史実に基づいて書きました。
「〒674」も作中で「神戸市化(大久保だけは兵庫県直轄ですが)」された大久保、魚住、二見地域の郵便番号(明石西郵便局管内)です。
