いつも応援ありがとうございます!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
国民的大人気RPGを作ろう ~AIさん、議事録を作成してください
https://kakuyomu.jp/works/2912051601872457172
最終回と登場人物紹介です
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
悪役令嬢が足りません! ~それなら増やしてみせましょう。
私立悪役令嬢学園を設立します!
https://kakuyomu.jp/works/2912051602383622123
いつもと香取の様子が・・・? というお話です
結局、バカなことをしますが
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『国民的大人気RPGを作ろう』ですが、本日投稿分をもって最終回となります。
初めて書いた小説でもあるので、今回は書き始めたきっかけなどについてお話しさせてください。
本作を書き始めたのは、2026年2月の終わりごろです。
3年ほど携わっていたプロジェクトのリリースが終わったころになります。
プロジェクトは、あちこち焦げ付きました。いえ、一部燃えました。
もっとも、火元の半分ぐらいは私の担当範囲だったのですが。
ということで、プロジェクトのクロージング作業の一環として、「反省文」らしきものと「改善案」を書けと言われたんですね、偉い人に。
そこでAI大活躍です。壁打ちしながら方向性と結論は自分で与えましたが、各種計画書とインシデント台帳を読み込ませると、何がいけなかったか、ものの数十分でPowerPoint 20スライド分くらいの報告資料ができてしまいました。
その時、私が感じたのは『畏怖』でした。
「こいつら、やべー」と。
OpenAIのChatGPTも、4系世代はまだ「ちょっと抜けてるな」なんて思っていたのですが、5系世代に代わってからは見違えましたね。
ちなみに報告書は大絶賛でした。終わりよければすべてヨシ!です。
やはりこの手の報告書は前向きに「次は頑張ります!」と書くのがコツですね、はい。
話は逸れましたが、その時思ったんです。
「小説や漫画といったエンターテイメントも、すぐにAIに飲み込まれる」と。
私はいつか、自分で小説を書いてみたいと思っていました。
でも、それはもっともっと先の話だと思っていました。仕事を辞めて、やることがなくなったら書こうか、くらいに考えていたんです。
だけど、先に世界が変わってしまいました。
近い将来、人が書いたものは読まれなくなるんじゃないだろうか、と思ったんです。
要するに、「焦り」が生まれました。
それが、本作を書き始めたきっかけです。今ならまだ間に合う、ということですね。
ただ、一方でこんなことも考えました。
「創作にAIを使うことを拒絶する人も、結構いるな」と。
創作物は、評価され、伝播していくことで価値を生みます。
エッセイでも書きましたが、これからの時代、評価も伝播もAIが担っていくのは大きな流れだと思います。その流れの中で、AIを拒絶するのは辛いんじゃないだろうかと。もちろん、気持ちは分かりますが。
そこで私は思いました。
『AIが作成した文章を、強い意志を持って意図的に混ぜ込んだ作品を作ってみよう』と。
その結果生まれたのが、変な会議をしてAIにおかしな議事録を書かせていくというアイデアです。
人とAIの共作というスタイルもありますよ、と示したかったんですね。また、これには私なりのAIへの擁護や敬意も込められています。
……とまあ、色々書きましたが、AIはコメディが苦手だな、というのが実感です。
現在主流の推論が得意な生成AIは、統計的に優位な文脈から次の言葉を拾っていきます。
そのため、ちょっとズレた笑いや、ありそうでありえないギリギリのラインを攻める話を書かせることには、向いていないと思いました。
オチを考えるときにAIと壁打ちもしてみましたが、どれも極端に振れてダメでしたね。
多分、AIをコメディ向けにするには、現在の枠組みとは別の考えで作られたモデルが必要だと思います。汎用的にユーモアの構造を理解させるよりは、「独自のこだわりがある世界モデル」を持ったAIの方が早いでしょうか。より人間的な、将来を想像できるAIですね。
というわけで、コメディという分野では、まだまだ人間優位かな、と思います。
あと、余談ですが、各種コンテストでの「AI作品禁止」という制限はすぐになくなると思います。
評価者側が「AIを評価に使ってないって言い切れますか?」という言葉に耐えきれなくなると思いますので・・・
引き続き、応援よろしくお願いします。