かつて私が小さい時、ちょうど小学校で分数というものを習った頃だったろうか、5/8チップという「一口で食べられる大きさ」を指向したポテトチップというものが登場し、ダウンサイジングながら価値を訴求した初めての商品の登場と言っても過言ではなかったのではないかと思う。
今年、私が感じた一番の所感は8/5である。昨日のこと。奥さんが体調不良により、家事や買い物全般を担当し、近所のスーパーに買い物に行った時のこと。レジに並んでカードのタッチ決済をする刹那、「4,890円になります。タッチをよろしくお願いします」と言われて、(エッ!?4,890円⁉︎そんなに買い物した覚えはないぞ!)と思い、次の客も並んでいなかったことから、タッチする寸前に「スミマセン、そんなに5,000円近くも買い物した覚えがないのですが。確認させていただいてもいいですか?」と思わず声を上げていた。
10点のお買い上げで確かに4,890円。ここで「塵積も」という強烈なボディーブローを浴びていたことを(知らぬ間に私も浴びせていたらしいが😅)知る。たしかに、レジに間違いはなかった。
ただ、日頃感じていた物価高が積もると「エッ!?」という感覚に至るのだ、ということに気づいた。
この8/5現象、実例を上げればご納得がいただけるだろう。
先日、会社近くの吉野家で食べた牛丼セットが890円×5/8=550円。今日行ったドトールコーヒーが288円×5/8=180円。最近のラーメン1,350円×5/8≒850円
そう、つまり、今の価格の5/8倍すれば、以前の感覚に戻る!つまりは、8/5倍になんでも値上がっているのである。一品一品の時は気づかないが、まとまってくるとボディーブローのように効いてくる。
極めつけは、年賀状 52円 → 85円 である。
もはや、あの紙一枚が85円という高級なものになってしまった。。。
実質、給料がそれほど上がっていないのに、物価だけ8/5倍、逆を言った方が分かり易いか、貨幣の価値が5/8倍になってしまったわけだから、我々は今までの5/8に抑えることで初めて、8/5×5/8=1という現状維持の生活ができるわけである。
収入を8/5倍にすることは容易ではない。5/8倍で生きていくためには、どうするか!?
それは、マインド・チェンジである。モノの考え方の変革をしないことには仕方がない。
つまりは、「満ち足りを知る」ということである。
そこの辺りは、是非、
『人生における四つの味覚』
『ウィスキー』
辺りで、その辺りの人生の機微を感じていただけたらと思う。ポッと考えたことではなく、今年学んだショーペンハウエルの「求めない心」などを煎じ詰めて思った所感を記したつもりだ。
なんだ、結局は自作品の宣伝かい!そうなんかい!パワーッ!と思うかもしれない。
でも、皆さんにも考えていただきたいのである。
8/5倍でコストがかかる世の中を5/8倍で生きてゆくことは、なかなかにキビシイものがあり、マインド変革なしでは渡っていけないであろうことを。
都心のマンションも平均1.1億円だという。これを5/8倍すれば、6,875万円。まぁ、ホントの都心とかもあるから、まだ分かる。でも、1.1億円は理解不能。
また2025年は、我々カクヨム民にとってみれば、AIがその勢力を席巻した年であるとも言える。
AIは確かにスゴイ。だが、文筆の愉しみとは何だったか!?今一度、思い出して欲しい。星を得ることだったろうか?
そこの「本質」に迫ったのが
『そこに愛はあるんか!?』
である。一番、私が皆さんに読んでいただきたい作品でもあります。
あと3時間ほどで今年も終わり、新しい年となる。
いろいろ環境は変わるけれとも、生き残っていこうではありませんか!「生き残るのは、最も強い種でもなく、ましてや、賢い種でもなく、その環境に適応する能力に長けた種である」のだと私も思います。
ただ、同時に、我々には、決して手放してはならない能力もある。それは「想像力 & 創造力」、そして「前提条件を疑う能力」だと思います!
そういった意味でも
『オクシモロン(御苦志喪論)』
も重要な指針を与えてくれるはず!
読んでくださった方々は、多くの思索を巡らせてくれ、豊かな考えを私の前にまた現出させてくれた。その意見や考え方の交換/好感/交感/交歓がまたいと楽し。脳内電流によるスパークなのである。
かつて「狂乱物価」と言われた時代があった。ラーメンが5円だったのが500円になったのだ。その時代を先人はどう生き延びた & 生き抜いたのか?
我々も相当の覚悟と生き抜く知恵や「(マインド)変革」を求められていることは間違いない。
私の作品がその考えるよすがとなれば、これに勝る悦びはない。
みなさま、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願い申し上げます。
青山翠雲
