希望ノ使徒は僕が作家活動を始める原点であり、僕自身をこの世に繋ぎ止めてくれている要です。
構想に6年。何度もビルド&スクラップを繰り返し、世界観の掘り下げや各キャラクターの掘り下げに苦心してようやくスタートを切れた作品です。
なので我が子のように大切にしている作品だったりもします(*ノω・*)テヘ
希望ノ使徒の誕生は、初めに二つの能力を考え出した事に端を発します。
一つは妖精を使って何でも生み出す能力。
もう一つはバグ技を使って戦う能力。
そうしてそれぞれの能力を考え出したら、次はその能力を使う人はどんな人物なのかを考えてみました(˘꒳˘ ก)
性別は何で、性格はどんなで、どこに暮してて何を考えて生きてるのか。
そしてどんな成り行きで二人が出逢うことになるのか。
そうすればもう、後は物語の道を舗装して二人を走らせれば世界観が生み出されていきます。
そうして出来上がった大まかなあらすじとストーリーラインを決めれば、後は細かい部分の解像度を高めに行くだけです。
こうして希望ノ使徒は生まれました。
初めて文字に書き起こして現世に刻み付けた時の感覚は今でも忘れません。
僕にとって希望ノ使徒を書き起こし続けるのは人生における大きな喜びとなりました。
しかしモチロンその道は平坦ではありません。
時には場面の繋ぎが思い付かず頭が真っ白のまま数ヶ月を過ごした事もありました。
時には様々な創作論に翻弄され、希望ノ使徒に自身が持てなくなる時もありました。
ですが今、ようやく形になっていっています。
とある講師の方に「これでいいんだ」と背中を押して頂き、知り合いや家族からの好評も得て、僕は今此処に立っています。
誰にとってもそうでしょうが僕にとっても自作は我が子のように愛おしく、大切な物語です。
僕が今生きる唯一の意味と言っても過言ではないでしょう。
なので後悔が残る出来にはしたくありません。
いずれちゃんとした形でイラストも付けてあげられたらなと思ってます。
さあ、今日はここまで。
ここまで飽きずに目を通して下さったあなたに、最上の感謝を。