「通り抜ける」を含む小説

　友達と一緒に屋内プールで遊んでいた僕。 　友達のうちの一人が、誰が一番長く息を止めていられるか勝負をしようと提案する。みんなで一斉に水中に潜り、息を止めている時間を競い合う。…

◆あらすじ◆ 　ある日、大学生の赤首ツバキは、鏡の向こうで、もう一人の【自分】と出会う。どうやら、性別は女の子だが、年齢も両親も背丈も学歴もパソコンのパスワードまで同じで、同一人…

その国は、青い桜の森に侵食されていた。 年に二回しか花を散らさない、不思議な青い桜。 その花は毒を含む白い霧を放出している為、国内は三つの区画に分断を余儀なくされている。 森の中…

平安京は、装束の下で欲望を解放した都だった！！ 幾重にも重ねられた絹の衣が放つ優雅な香。しかし、その厚い袴の下は、男女問わず常に「無の空間」となっていた。風が袴を通り抜けるたびに…

魔法好きな少年、ハル。 ハルは魔法使いとして毎日奮闘しているのだが、中々芽が出ず苦しい日々を送っている。 そんなある日、依頼で妖犬（バーゲスト）の出ると噂の森を通り抜けることに…

来る日も来る日もタートス城の門に立つ兵士Ｆ。 そこに現れた伝説の勇者の血を引きし者カムス。 カムスは門を通り抜ける時、一冊の本を落としていった。 兵士Ｆが拾うと表紙に「攻略本」と…

現代現代まで続く、終わらない江戸幕府。 電気やガスをも代替する独自の蒸気機関「械掛(からくり)」が世を支配する、別の時間の日本、「日ノ本」。 たった一箇所の発電所ならぬ「発蒸所(…

『第8回こむら川小説大賞』参加作品です。

久しぶりの幼なじみとの再会。 あの頃の思い出が、ふっと通り抜ける。 夏休み前、締め切った部屋。 じゃあ、あの子、どこ行っちゃったの？ ⭐︎短編です。 他、サイトさんにも…

1日1〜2話程のペースでのんびり執筆予定です。気長にお付き合いください。 定時上がりの帰宅途中、いつも通り抜ける公園へと繋がる13段の階段。その階段で段飛ばしで飛び降りる子供…

魔王はついに、長き戦争を終わらせ、全てを制した。神器を手に入れ、最強の軍団を築き上げた魔王は、玉座に座りながら勝利を祝う。だが、その歓喜の瞬間、思いもよらぬ影が城の扉を通り抜ける…

主人公は30代の平凡な会社員、柊真（しゅうま）。長年付き合っていた恋人、美咲（みさき）から突然の別れを告げられる。別れの理由は「お互いを縛りすぎている」と言われたが、柊真には納得…

あれは夏も近い蒸し暑い日で、時々通り抜ける風が土と草いきれの香りをどこから運んでくるような、春らしいといえば春らしい陽気の日のことであった。

男に捨てられた女の話。 #文披31題 day24「朝凪」 執筆時BGM　：　ターミナル / MY LITTLE LOVER

意味もなく夕方の教室にいた少女、鏡宮裏奈（リナって読むんだぜ）は突如として異世界『鏡界』へ迷い込んでしまう。 鏡界から現実に帰るためには、鏡界側にある『鏡』を通り抜ける必要がある…

唯一の友に会いに行く中学生。近道の路地裏を通り抜ける際に、声を掛けられる。 性別不問の2人用声劇台本。

すべてを破壊しながら突き進むバッファローの群れにより世界各地が分断されてから十数年。 分断された場所へ命がけで物を届ける者『渡牛士』という仕事が生まれた。その一人である又通恒は、…

小4で愛媛県松山市に転校になった。松山市は坊っちゃんの舞台の街。ミカンも美味しい。

SNS、インスタリットルのネタを求めて、加奈子と聖子は幽霊が出ると噂の心霊スポット、襲来トンネルに到着した。 外は薄暗く、小雨が降っていて不穏な雰囲気が強まっていた。 加奈子は恐…