「ディストピア ショートショート」を含む小説

ショートショートのお話です。 よりよい社会のために働いていました。 頑張って働いていましたが、努力には限界があります。 効率化のために才能を調べ、その人に向いた職場で働けるよう…

静かな1612文字で語られる、色の数少ない地区の物語。【前後編のみ】

近未来、異世界でのお話。 会話を成立させてはいけない。共感してはいけない。 それこそが平和を維持するための最適解だった。 そんな世界で生きる「私」は、今日も“通じ合わない”平和な…

マッチングアプリで知り合った方が「5分後に意外な結末」大賞に応募する小説を書いているというので，「じゃあ僕も」ということで書いた小説です． 小説をちゃんと完結させたのは初めてでし…

毒の雨が降り続ける灰色の街で、配達の仕事をする「僕」は、ガスマスクを付けた少女と出会う。 少女は街灯を指さし「虹が見える」と言い、マスクを外して微笑んだまま毒に倒れた。

これまで私が書いた短編SFのうち、人類が滅びる、滅びかける話を5本、地球史における五大絶滅（ビッグファイブ）と同じ数だけまとめました。めくるめく人類の滅びをお楽しみください。2話…

たらこパスタを注文したことがない者だけが、カリフォルニア・ロールを嬉々として食する外国人観光客に石を投げなさい。

ショートショートの創作論アラカルト。ちょっと一服にどうぞ。　　 カクヨムはMMORPG？ ／ 読み専さんはどこですか？ ／ 読まれずに苦しむ文芸系のあなたへ自主企画のすすめ ／…

ディストピア飯なバカSF掌編です。 集英社オレンジ文庫・第2回ディストピア飯小説賞で「あと一歩の作品」に数えていただきました。 https://note.com/orangeb…

時代を作る偉大な異才たちに期待し、勝手に被害妄想を膨らませる痛い大人たちによって創造される死体が蔓延る未来の世界。

　戦争や争いを根絶するため、人類が感情や感性を捨て、理性のみを絶対の指標とするようになった未来。 　理性省の優秀な官僚である女性は、自らを完璧な「狂人」だと信じていた。 　感…

「ルールを破った者は消される」――日常の中に潜む恐怖を描くディストピア学園物語。 生き延びるのは、従順か、反抗か。あなたならどうする？

この世界では、毎朝端末に『提示』が届く。人々は統計に基づく最適な選択に従い、常に『はい』を押し続けた。記録上、『いいえ』を押した者は一人もいない。 そんな世界で、互いを『恋人』…

この作品集は、1分半で読めるショートストーリーのアラカルト。SF、ホラー、サスペンス、ファンタジーと、多彩なジャンルを1000文字前後で楽しめます。短時間で楽しめる設計。映像化や…

議会は混沌を極めていた。 サイトウ議員が声を荒げて喧騒を一時的に収めた。　 人類幸福量は先進性のある数値化された全く新しい指数である。 人類議会は幸福量を向上させるために努めな…

近未来都市エクアリアでは、仮面着用が法律で義務づけられ、素顔は禁忌。仮面デザイナーのレイは、建国記念日の『解放の日』に素顔を晒すことになる。

修理する権利(Right to Repair)が脅かされている気がしたので、書いてみました