「分からなかった」を含む小説

　三月初旬、自由業の櫻井隼人は、確定申告の準備のために、いつ寝ているか分からないほど多忙を極め、昼夜が完全に逆転し、日付感覚が麻痺していた。しかし、毎週リアタイで視聴しているアニ…

私は恋をした。その相手は同級生の佐々原さん。背が高くて、端整な顔立ちの人懐っこい笑顔が可愛い人。 ただの片思いで終わらせたくない私は屋上に佐々原さんを呼び出した。意を決して告白を…

大学生になった主人公、はるか。 せっかくの1人暮らしを満喫するはずだったのに…！！ 突然現れた小さいおやじ。 訳が分からぬまま一緒に暮らすことになってしまった。 忘れていた い…

廃墟めぐりが大好きな私だった。 マップで木々に隠れた学校の様な建物を見つけて、調べてみたものの分からなかった、掲示板に頼ると皆から関わるなと言われ、そしてその中の一人、詳しい…

お題がひな祭りの作品ということで・・・ 初めての作品。 大事なところは書けずに削りました。 もっと表現の勉強した方がよさそうですね。 せっかく書いたので出しときます。

今までずっと考えていたことなのですが、ちょうどいいコンテストがあったので吐き出させてもらいます。 うまく伝わるかはわかりませんが、自分の考えは全部出せました。 この「推し」観はあ…

　３月３日のひな祭りの日、あきほは祖父から魔導書を渡される。以前から読みたがっていた彼女はすぐにかぶりつくように目を通し始めた。魔導書は知らない文字で書かれており、あきほは分から…

滅多に姿を現さない、あの人達……。 あの人達がいる時は、絶対あそこに行かないんだから!!

結婚したあの日以来全く姿を見せない妻。 一年が過ぎ、二年が過ぎ……結局五年の月日が経っても屋敷に帰ってくる事は無かった。 いくら政略結婚とはいえ、これでは結婚した意味がない。 …

３月３日。ひな祭りの日。友達のユメちゃんと遊んでいると、おかしなことに気づいた。いつ何が起きるか分からない。 気をつけていたつもりが。一瞬の間に変わってしまうミステリー？

一昨日八つ裂きにしたクリスマスがひな祭りになって帰ってきた。

三月三日の夜、迷い込んだ赫代村《かくよむら》で子を産み落とした明穂の躰を若い医師が揺すぶった。早産ゆえに小さな子をお雛まきにして抱え、医師は声を潜める。 「今すぐ場所を移さなくて…

ルールが分からず途中で諦めた過去。でも、もう一度チャレンジしてみたら、世界が変わった！ 知らなかった麻雀の面白さ、推しと一緒にドキドキできる喜び——推し活がきっかけで、まさかこん…

絵を描くことで生活していた「私」は、ある日を境に「絵を描く理由」が分からなくなり、絵描きを辞めると決意する。 何者でもなくなった私の手には、ビラ配りをする女からもらったボールペン…

ヒロインが密かに友人以上の想いを寄せている彼は、そんなヒロインの気持ちを知らないように彼女を振り回す。 バスケの全然分からない彼女をメンバーに誘って、ろくにルールも説明せずにやら…

剣と魔法の世界・ファンタジア大陸きっての大賢者セイジ。 勇者パーティーと共に魔王ダイマオーと戦っていた彼だが、全員の最強奥義が一斉集中した結果、世界自体が滅びてしまった。 セイジ…

病院で夫の診察を待つ女性がいた。帰ってきた夫から、不治の病であると伝えられる。

　とある高校の入学式。 　海堂二句は生徒会長に脳内で話しかけられていた。 　意味が分からぬまま彼女のペースに飲まれていく。 　さらに新入生の一人が巨大な向日葵に変身。 　会場中も…

【紹介文】消えた時計 時は、天才の夢を呑み込んだ。 かつて、時間そのものを操るという伝説の時計があった。その名は【クロノス】。奇跡の機構を再現しようとした天才時計技師、レオ・…

※この作品は『顔の見えない世界に降りそそぐ君の光』（4/25角川文庫より刊行）の原作であり、第3回魔法のiらんど創作恋愛コンテスト奨励賞受賞作品です。 出版にあたり改稿を重ね、…