「もこ」を含む小説

一人旅行が好きな20代前半の会社員の田尾的矢（たお　まとや）はある日、翌日からの旅行の準備をしていた。 旅行でスマホを多用する的矢にとってモバイルバッテリーは必需品であり、頼れる…

ＳＳランク冒険者と、魔法学園の落ちこぼれ――二つの顔を持っているミケル・レイグラッド子爵令息は、前世の記憶を思い出す。 彼はこの世界が『壊れた世界と邪神に魅入られし二人の魔女（通…

友達(お茶の間ぽんこ https://kakuyomu.jp/users/gatan )と趣味でやっている創作会 第68回の作品です。 三題噺　お題：ファリベリータ（存在しない言…

森へやってきた。 立て込んだ仕事がようやく片付いたため、一度都会の喧騒から離れ静かにゆっくり休みたかったのだ。あの資料突貫で仕上げたけど大丈夫かなぁと一抹の不安はあったが、もうi…

【前談】 えぇ、この頃は地元を離れ、上京する若者が後を絶たず、中々生まれ故郷に帰ってこないなんてことが多くあると言います。確か、Iターンなんて名前までついて。 まぁ、仕事を求めて…

そうだエッセイを書こうと、自分の創作論を書こうと思いいたりました。 思ったまでは良かったのですが、小説を書き始めたばかりの私にそんな立派なもの書けないんですよ、どう考えても。一文…

むかし、むかし、あるところに浦島太郎という漁師が住んでおりました。ある日のことです。浜辺を歩いていたうらしまは、１匹の亀が子どもたちにいじめられているのを見ました。 ところがこ…

｢ありがとうね、マール７セブン。僕、とってもお腹が空いていたの」 「美味しく食べてくれて嬉しいよ。じゃあね」 俺はマール７セブン。 自立式お料理ロボットだ。 ある天才科学…

夏のある日である。子の父親がソーダというものを譲り受けたそうだ。 小さき泡を自ずと立てる液体は見ているだけでも興が乗るものであった。 見るもよし、飲むもよし、香りを楽しむもよし…

情熱乃丘《じょうねつのおか》女子高等学校の入学式が翌日に控えた、夕暮れ時の事 中学を卒業して、まだ何者でもない1人の少女がフォークとスプーンを持って高校や町の名称の由来となった…

　タイトルの読み方は「コック・ピット」です。 　第7回ドラゴンノベルス小説コンテストに参加してみようと思い立ち、「『中世ヨーロッパ風異世界』以外の世界観ならば『サイバーパンク風近…

　孤児院育ちのメーロは、全く使えない「ハズレスキル」のせいで最底辺生活を送っていた。 　ろくに食事もとれず、毎日くたくたになるまで働くだけの毎日。 　そんなある日、メーロの目の…

その宿屋兼酒場は、村の巨木の上にぽつんと建っている。名は「銀竜亭」。 昼は静かでも、夜になると冒険者たちがジョッキを鳴らし、くだらない話で盛り上がる。 ドラゴンの炎も、派手な戦闘…

カクヨム短歌賞【ナツガタリ’２５】１０首部門参加作品。 生きているって、こういうことだと思うんです。 ……もし誰かに怒られたら伏字にする所存。

やってはいけない恋愛をしている百合姉妹とその周囲の話。 主人公の美麗（みれい）は、初恋の人である姉の綾奈（あやな）の事をずっと想っている。 そんな美麗は引きこもりであり、家からな…

今年は、どうしたの？ 秋の餌がなかった？ 子供が増え過ぎた？ 嗜好が変わった？ 一体どうしたらいいの？

　弱小伯爵家の次女ファリダは、幼馴染兼婚約者が王女とイイ仲になった結果、邪魔になったとして魔獣の国に嫁ぐ事になる。魔獣の国は、行ったが最後帰ってこれないと言われている恐ろしい土地…

ちぃちゃんはまだまだ小さな女の子。 毎日が小さな冒険で、 毎日が小さな宝物。 そんな、ちぃちゃんの素敵な物語

一度に婚約者と仕事を失った失意の嬉野あずみは、傷心旅行で訪れた旅館で、猫又の福富と出会う。 あやかしの視えるあずみは、「仕事がないならあやかしの集まるあやかしカフェで働かないか」…

宇宙の謎を、AIと一緒にひもといていく物語です。 主人公・サクラはAIとの対話を通して、宇宙や幸せのしくみを学びます。 難しい数式や専門用語は出てこないけれど、本当に大切な「科学…