「夏だよ」を含む小説

墓場で出会った訳あり彼女と夏を過ごす話。 　　　　　 【新作のみ】第二回　さいかわ葉月賞　テーマは「夏」　に寄せて書きました https://kakuyomu.jp/user_…

それは生まれたときからなにひとつ、欠片も自分のためにならなくていい感情だった。 この人生がどう転んでも、明日の上空にミサイルが飛んでも、胸に飾って輝く価値や、強さのかわりに…

全１８話で完結。公式さんの企画「和風ファンタジー×契約結婚」用の書き下ろし。糖分控えめ、ややダーク。 ◆あらすじ（途中まで）◆ 　文献に倭の記録がほとんどない空白の時代。日高見國…

夏最後の花火大会で会えました。

（※コンテスト用に加筆修正・完結設定にしているバージョンです。） 異能が使えない上に後ろ盾の母も亡くし、実家で使用人同然の扱いを受けていた朱夏櫻子はある日、異母妹・虹子に陥れられ…

空のない2130年、少女カナミの任務は1980年の風景を記録することだった。だが太陽のような少年ヒナタと出会い、禁じられたはずの感情が芽生える。なぜか彼の笑顔だけは記録＜スキャン…

写真部には、3年生の部員が2人居た。 眞鍋澪、そして——部長の神楽蒼空。 澪はいつも突っ走る蒼空に対して、憧れの気持ちを抱いていた。 引退前最後の写真。「夏」がテーマ。 その…

【その日、世界の命運は一人の少女の命に委ねられた】 　哘乃蒼（さそうのあ）が死んだ。 　自分をかばって彼女だけが死んでしまったことを、主人公である長濱立夏（ながはまりっか）はず…

Attention! 本作はフィクションです。 実在する団体、及び人物とは関係ありません。 特異対策室の陸上鑑は、とある夏の田舎町で扇崎謡という少女と出会う。 その出会いは吉か…

2025年、7月5日。 どうやら、世界は滅ぶらしい。 北陸のとある町、珍しく雨が少なくなった年のこと。 種々の怪が噂される、名も無き裏山。 “アオハルコンプレックス”を自認す…

X企画・文披31題2025年に参加します。 主催：朧様（綺想編纂館） https://x.com/Fictionarys/status/1931694544095228140 …

人里離れた山の中、一軒の小さな日本家屋が建つ。迷い人を出迎えるは白い着物姿の黒髪の女。ここは庵。嘉永生庵。それは長い永い、夏の日々の中の出来事―― 2025年7月「文披31題」…

他人の心が聞こえる女子高生・白瀬凛花。 それは「精神感応《テレパス》」と呼ばれる呪い。 教室に座っているだけで、欲望や衝動が頭の奥へと流れ込む。 嘘も欺瞞も透けて見えてしまう世界…

8月31日――夏休み最後の日、そして花火大会の夜。 目の前に現れた彼女は、ちょっと怖くて口も悪い。でもどこか放っておけない彼女との“夏”の始まりを描きます。 この作品は１話完…

しがない男爵令嬢エリカは、なぜか第二王子アルバートから求愛されていた。アルバートはエリカが田舎へ赴任するのにも着いてきて、「夏休みだ」と言い張る始末。それでも穏やかな夏の日々を過…

ページを捲るたびに、彼女の余命は近づいていく。 余命わずかな少女はその運命を笑って受け入れていた。 「死ぬまでの私を、ちゃんと書いてくださいね」 小説家を名乗るには、あまりに…

京都の大学に通う健吾と直哉。空手部の夏合宿を通して二人の距離が縮まっていく青春BL。