「詩 物語」を含む小説

昔死んだ君の事を思い出す。そのたびに胸が痛む、なんてこともなく。ずっと傷んでいるから痛みがあることすら、分からなくなってしまった。 （※重複投稿しています）仲仁へび ｃｃ２

　王都の最前線で補給係として汗に塩を混ぜて生きてきた俺・カイは、ある日「昇任」ではなく「転職通知」を受け取った。赴任先は地図の端、風が名前を忘れたような辺境の町。そして看板だけ立…

音楽を奏でる者の詩。 （※重複投稿しています）仲仁へび。 ｃｃ3

思いついた詩、フレーズを書き連ねます。 散文を中心にいろいろ書いていくつもりです。

地球は、秒速465メートルで回っている。 だけど、あのとき言えなかった「好き」は、今も胸の中で止まったままだ。 高校三年の秋。文化祭の夜に花火を見上げながら、遼は詩に告白できなか…

　インクルーシブタウンに住む薬物中毒者の概念体【ダーザイン】は、様々な街や階層を飛び回って遊んでいる。金切り声を上げるキャンディ、ロボットのボーイフレンド、トイレへの告白など、不…

　宇宙年齢1000兆年。最後の恒星が消え去り、すべてが沈黙に包まれた終末の世界で、二つの意識が孤独に存在していた。 　科学者アリアは冷徹な論理で宇宙の最期を記録し続ける。詩人…

全部で10編の断片集となります。 これはタイトル通り、孤独を眺める断片集です。 静かに読んでいただけたら嬉しいです。 無事に完結しました。

普通の女子高生、姫野真矢。 しかし、目に見えない異形の影が世界を覆い、人々の生活を脅かし始める。 親友ハクを守るため、真矢は思いがけない力を手にすることに。 魂を武器に戦う覚悟…

夜空に光る星。 その瞬きは、ときに涙となって地上へと落ちる。 その行方は――星さえも、ひとさえも知らない。

曲がり角で出会えなかった二人。 近くにいるのに気づけず、すれ違い続けた日々。 でも、今日やっと――。 第三者の目で見守るような、切なさと喜びが交差する短詩物語。

高校を卒業して、なんとなく味気ない日々を過ごしていた詩(うた)。ある日、仕事からの帰り道で、集団リンチに遭っていた一人の男に出逢う。ボロボロの男がなんとなくほっとけなくて、世話焼…

恋のかたちは、千通り。 ときに切なく、ときに甘く。 偶然の出会いから、別れの予感、すれ違いの想い、永遠を誓う愛まで──。 『恋一夜（ひとよ）— 千の恋の断片 —』は、一夜一話…

大陸の西に位置するエルドレ王国。 ドルリートという名の王の時代に王国は隆盛を極める。 大陸の覇者となることを夢みたが、晩年に差し掛かかりそれは叶わぬ夢と悟る。子に夢を託そうと国の…

口から零れ落ちる赤い粒が、あなたを甘く濡らす── 数えきれない夜を重ね、私はあなたを求める。 胸のガーネットがあなたの肌を裂く瞬間まで、 ※1月の誕生石ガーネット…

『伊勢物語』「芥川」を基に書いた詩のようなものです。

気品あふれる彼女の昼と夜の顔。 夜の緩徐は、蝶のように自由に舞い、花から花へと移り飛ぶ――。 今宵、あなたは私の花になる。

人間交差点「静寂の刻」 その刹那に、人は何を想うのか…… 一話完結の叙情詩や超掌編散文集でございます。お暇潰しにどうぞお立ち寄りくださいまし（笑） 投稿は不定期です。夜に書くか…

一話完結の詩や散文に、参考音源としてYouTube動画を貼り付けています。 （全て私の嗜好です、赦してください 笑） 夜に書くからでしょうか、内容はアンニュイ（物憂げ）なものが多…