「口ばっかり」を含む小説

ダイエット中のわたし、勅使河原すみれ。 気が付いたら突然、ゲームとして知っている異世界に迷い込んだらしい。持ってるスマホとスマートウォッチを色々いじっているうちに、現れた謎生物が…

　七海（ななみ）は豪華客船にいたはずが、とある場所に迷い込んでしまった。寸前までいた客船と同じ空間だが、人の気配がまったくせず、異臭が漂う。 　遭遇した同じ状況の仲間と共に脱出を…

店内の空気は、元の穏やかさを取り戻していた。 さっきまでの騒ぎが幻だったかのように、人々は黙々とご飯を口に運び、箸の音だけが静かに響いていた。 俺はといえば、まだ自分の席に座っ…

皇さんは恋愛より犬が飼いたいでもそばにいるのはサルだった。

自主企画「みえる愛しか信じないという題名で小説を書ける方、募集します。」参加作品。 朝比奈まゆには、幽霊が見える。 ある日、ふとしたことから出会ったのは、同じ制服を着た幽霊の少…

武蔵野欅高校に通う2年生、モブ陰キャ男子の角丸碧人（かくまる　あおと）は、ある日の放課後、同じくモブ陰キャ女子のクラスメイト、音谷萌（おとや　もえ）とクラスの人気者である美馬穂乃…

【全話予約投稿済み】 侯爵令嬢のショコラは前世で読むか見るかした物語の世界にヒロインに攻略される第二王子の婚約者として転生した。 物語の内容はほとんど覚えていないけど、ヒロインに…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

霊媒体質の小説家・兄口誘太郎は、かつて訪れた芯張村がなぜ消滅したのか真相を探るため、村民の数少ない生存者である青年・拝霧栄と接触する。霧栄青年は当時の村において“現人神”として信…

　自由な校風で知られる虹元高校、そこの生徒である望月春兎は同じクラスの来栖ダンテに詰め寄られていた。 　場所は体育館裏、人気のない静かな場所で春兎は目の前にある美しい顔に見とれて…

これは、作家である私、夢見里龍が収集した「奇妙な構造をした家の体験談」を、小説の形に書きおこしたものです。 発端は小説投稿サイト上のエッセイでした。 「生活をするのに不便はない…

大学生×建築士の歳の差恋ー恋愛経験のない主人公の天音莉子はずっと片想いしている従兄弟がいた。実らない恋と知りながらも想い続けていたある日、引っ越したマンションの隣に住む正体不明の…

極夜地域にある小さな島、ポラナ。 島の港町、レトの町の側にある宝珠灯《ランタン》工房に暮らすお人好しの青年セルリックは、稀代の宝珠灯《ランタン》職人であり、育ての親でもあるメルゼ…

『君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限り、それは手の届くところにある』 ヘルマン・ヘッセの言葉からインスパイアを受けて書いてみました。 カクヨムコン10の結果が出…

僅かな風に乗せて心の中の声を届けられたら。 身を焦がす、報われない、揺れる思い…。 様々な女性の思いを綴る歌詞集。

　サボり目的で集まった、神楽坂陽太（かぐらざかようた）ら、どこか残念な高校生たち。 　ひょんなことからオカルト同好会（仮）のメンバーとなった陽太は、ある日、指鉄砲で怪異を吹っ飛ば…

「何故信長が女なんだ？」 クラスメイトになった丸山くんから至極真っ当な疑問を投げかけられもののなんと返答したものかと悩み「えっと」と口を噤んだ。

情熱乃丘(じょうねつのおか)女子高等学校の入学式が翌日に控えた、夕暮れ時の事 中学を卒業して、まだ何者でもない1人の少女がフォークとスプーンを持って高校や町の名称の由来となった…

――はじまりは、見知らぬ通知だった。 "恋"なんて単語は、日々の業務と一緒にとっくに棚の奥へしまい込んだつもりだった。 広告代理店の“鬼の部長”黒川圭介。 ある朝、彼のスマホに…

花桜咲学園に通う、財閥令嬢・九重紗雪（ここのえ・さゆき）。 現実世界では品行方正、才色兼備――だが、仮想世界では真逆の「火力特化・脳筋プレイヤー」。 偶然マッチングした共闘戦で、…