「万人向け 短編」を含む小説

この世界の住人は色を持っている。

エリカは作家志望の女子高校生。小説を書くことは一人でもできること。作家仲間との馴れ合いなんかまっぴらごめんだ。 そんなことを考えて暮らしていたある日のこと、近所で暮らすボス猫が……

アイドル。一言で言っても範囲が広すぎる。だから、その中で名を馳せることは酷なのだ。その中で、高校のアイドル育成コースで組んだ友達とアイドルを目指す物語。

【「わたしのアイドル」コンテスト】【KAC2025 ２回目「あこがれ」】参加作品 美しいアイドルへと変貌を遂げていく少女「鈴原愛依」と、そんな彼女にひそかな恋心を抱く「僕」の葛…

ライオ＝ベイルは、長江と漢水が合流する水運の要所（現在の湖北省武漢市あたり）で立ち止まってしまい、顔を南に向けて深く息をついた。「カオルの軍勢は百万とも言われる。このままでは我が…

生きる希望を失った元魔法使いの青年レニスは、危険な夜の森にその身を投じる。 「早く全て、終わらせてくれないか…」 祈るように歩いて辿り着いたのは、不気味な泣き声が聞こえてくる屋敷…

第2回人生逆噴射文学賞大賞受賞作品。 振り向きません。渾身の逆噴射です。

純粋にあこがれるという感情を忘れてしまった里菜はある日、親友の心海に誘われてアイドルを見に行くことになった。 【「私のアイドル」コンテスト参加作品】 【KAC2025参加作品 …

空にあこがれるが、実際はそんなに甘くはないかも……

近況ノートに載っけているポンチNAROU系( )SSをまとめますた。 な☆ろう系ってこういう事ですよね(確信)。 最新話は近況ノートに公開してからこちらに移行するつもりですん。

顔が良ければアイドルにだって何にだってなれる。 その逆に、顔が悪ければ何者にもなれない。 誰しもこの世に生まれた瞬間からその運命は決まっていることを知っている、主人公のお話。

駅のホームで、ふと隣に現れた女の子。 「寒いですね」 そんな何気ない会話を交わしたのは、ほんの一瞬。 でも、雪が降るホームはまるで時間が止まったみたいで、彼女の存在もどこか儚く…

ショート物語です。

「21世紀が終わったら起こしてくれ」 あなたはそう言って、長い眠りについた。 22世紀になった世界と、私とあなたの話。

人の世に蔓延る怪異や呪物を集める蒐集鬼の元へ、見知らぬ少女が迷い込んだ。 KAC2025、2つめのお題「あこがれ」に寄せて。 ◆各お題を毎回盛り込み、連作短編をやります。

母の文才は継がなかった。 父の謀才も継がなかった。 ただ、不用意な言葉が己の首を絞めることだけはわかっていた。 (以上抜粋)

昨年のKACに続いて、ピッタリ賞ねらい。９００字で描いてみました。バリバリ仕事人間だった男の話かな。私としては、ほのぼの（？）。ホラーではない。たぶん。なんか、密かにありそうな話…

　彼は私のことを「姫」と呼ぶ。 　それに不満を感じ始めたのは、数日前のことだった。 　二人の穏やかな愛情の物語。