「切ない」を含む小説

カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】の10首連作部門応募作品です 一組の男女の出会いから別れまでを書きました

王都を結界で守護する次期聖女に選ばれたポラリスは、両親から虐げられていた。 母に部屋に閉じ込められたポラリスの前に、聖女を守護する守護騎士となる美しい妖精烏(ようせいからす)の…

商店街の一角にある「便利屋しのはら」。 そこに持ち込まれるのは、 “失くした指輪”“消えた写真”“届かなかった手紙”―― どれも少しだけ不思議で、少しだけ切ない依頼ばかり。 店…

ある日主人公の元に、ある少女から一本の電話がかかってくる。 話していくうちに、彼女は十年前にいるということが判明し…… そうしてなぜか二人は、お互いの恋が成就するように協力関係を…

それは、ひと夏の不思議な体験だった。

✤財政破綻により家名を失った元伯爵令嬢の恋――。 溢れ出す想いと切なさの果てに、彼女を見舞う素敵な運命とは……？ 没落を期に、幼馴染みの家で家庭教師をしていたルイゼは、ある日、…

私は自分に自信がない。骨格はガッチリ、愛想笑いも苦手。 それでも彼氏はいる――いや、今からその彼氏も過去になる予感がする…… 駅裏の喫茶店で、切ない顔をする彼。 私また振ら…

あの夏、森の精霊と恋をした。 
50年後、老人は三本足で会いにいく。

くいしんぼうのやや子には、忘れられない味がある……

そのノートに愚痴を書くと、どこかの誰かから返事が届く。 顔も知らない。けれど温かい。 一生をかけて育んだ絆と、涙の別れ。 感動のラストに待ち受けていたのは 「インク壺…

※旧タイトル『もしも、平成三年にレンタル彼女があったら』を改題しました。内容はそのままです。 1991年、大学二年の拓真は失恋の夜、千葉駅前の電話ボックスで“ピンクチラシ”を見…

とある出会いと別れ、そして再会の詩です。 誰かを大切に思う気持ち。 でも、大切な人だからこそ、それを明かせない。 そんな彼女の心情を描いてみました。 実は、自作小説の登場人物の…

後悔と傾慕と喪失感を優しく、だけどしっかりと抱きしめて、柔らかく溶かしていくお話。 過去作「天使が死ぬには早すぎる」の続編です。先にそちらを読んでいただくほうがいいかと思いま…

　中学二年の秋、麻由子と瀬里奈は憧れの先輩たちが空き教室でキスをしているところを目撃する。瀬里奈はショックを受け、泣き出してしまい、麻由子もその映像が頭から離れず夜も眠れなくなる…

不死ゆえに死に憧れる魔女グリシフィア。 北の小国の姫君として運命に囚われたフィリオリ。 運命の悪戯か、双子のように同じ顔をした二人が出会う。 すべてを見下す傲慢の魔女と、 …

戦争の陰で進められた兵器開発計画。 その実験により、廃墟と化した村で、一人の少女が奇跡的に命をつなぎとめた。 名前は、リア。 記憶も感情もないリアは、ある日森の中で倒れていた…

ここは、五家の剣の家 竜胆という少女が父や姉、使用人に落ちこぼれ認定されてたが、ある時彼女の本当の力がわかる･･･

【カクヨムコン11 “ライト文芸”に参加中】 『静かに始まる物語が、好きな方へ。 　悲しみごと、打ち直す──女鍛冶師の芯は、鋼のようにあたたかい』 　人の“心の闇”が、色や…

レティシアは愛する夫オズワルド公爵と共に穏やかな日々を送っていた。結婚してからの生活は幸せそのもの。夫婦仲も良好で、二人の間には深い愛情が育まれていた。さらに、5年前に姉夫婦を亡…

高校1年生の春日美奈は、誰とも深く関わらず、波風の立たない日々を送っていた。遅刻した朝、美奈は校門をくぐらずにどこかへ消えた制服姿の少女を追いかける。そして海辺で目にしたのは、一…