廃村の描写が本当に良くて、最初の数段落で世界に引き込まれました。拾った人形を「屋根のある場所へ」置こうとする行動が、怖さよりも優しさを先に立ててくれるので、安心して怪異に入っていけます。消えていく描写の切なさと、最後の髪飾りの回収が綺麗で、胸がきゅっとなりました。面白かったです。
出てくる登場人物が皆優しくて、とても読み心地のいいお話。ひと夏の恋かと思いきや、夏で恋は終わらない!最初から最後まで優しいラブコメでした。
中盤くらいまでホラーか? ホラーだな? ホラーだよなあ!? って内心ゾクゾクしながら読み進めてたけど、ちゃんとラブコメしてくれて良かったぁ。 ヒロインの儚げなのに、刹那に垣間見える我儘気質が可愛かった! ……ナイスマッチョ。やはり筋肉を鍛えてる人に悪い奴はいない
遠くにいる2人がちょっとの接点をきっかけに少しづつ近づいていくような作品です。新海誠氏で例えると「君の名は」のような感じでしょうか。
淡く、青い、純粋な気持ちが伝わってきて、とても満足感のある後味です。すぐ読めるので是非読んでみて欲しいと思います。