正体を偽る乙女の感情が詩として美しく描かれている作品です✨相手はどこまで気付いているのか、乙女はなぜ偽らざるをえなかったのか――様々な感情が、読者の心の中で動き出します。読み手によって、優しい詩にも恐怖の詩にもなり得る、とても魅力的な作品でした。
切ないです。本編読了後に読むことをおすすめします。再会できたのに、名乗れない。あの一瞬の揺れが、ずっと心に残ります。忘却が赦しであり、同時に罰でもある。その描き方がなんとも好きです。静かなのに、深く心を掴まれる一篇だと思いました。