「ことばのてじな」を含む小説

　たのしんで書いた、たいせつな詩たち。不定期更新。 　ひかりの棲むところには、かげも棲んでいます。 　くらい詩もある。あかるい詩もある。

“緑の言葉（みどりのことば）”―― それは、古くから蘇鴉寺（そあじ）に伝わる祈りの儀式。 亡くした者に、もう一度だけ会いたいと願うとき、 人は静かに「夕焼け小焼け」を流し、 棺…

傷ついた心を毛布のようにやさしくしっかりと温めたい。メッセージ集。

投稿主の短文練習用の為の妄想辞書。 それぞれがベリーショートなネタ物なのでナマアタタカイ目で気軽に読んでいたければと．．． ジャンルは「詩・童謡・その他」としてますがノンジャン…

公害病が広がる南洋の島。大学生の守江は、余命わずかな11歳の少女・恵宇羅と出会う 。少女はゲームをこよなく愛し 、豊かな「ことばの世界」を秘めていた 。背後で蠢くAI創薬企業の陰…

見えている景色を変える音がある。ことばがある。 中学2年生のユウシが、あす未（み）と出会い、まもなく恋をすることで見つけたものは……。

声にならない想いを抱えた少女・卯月琴羽と、 その心に寄り添い続ける幼なじみ・星井梨佳。 傷つきながらも日々を生きるふたりが、 小さな焚き火の灯と、優しい手のぬくもりの中で 少し…

思いは繋ぐ、確かな記憶になって。 九つの詩がめぐる思い出を、一つの形に。 時の流れにそっと寄り添いながら、 “生きる”という営みの中に残る温もりと記憶を見つめていく。 誰の心…

今朝、「命のバトン」という言葉が出てくる文章に出会った 自分は、女性だし、いつかは自分の身にもそれが起こるのではないかと思うこともあった　けれど、女性を生きて早くも閉経を迎えよう…

作品紹介『心にノック』 静かな午後、誰にも気づかれないように、 ひとつの扉が、そっとノックされる。 それは、誰かの声ではなく、 感情のかけらや、ふとしたひらめきの音…

はじめにまいたのは、わたしかもしれない。 気づかぬうちに、あなたが水をやっていたかもしれない。 恋だったり、言葉だったり、想いだったり。 芽吹いた気持ちを、ふたりでそっと観察す…

愛とは、何だろう。 と疑問に思って、御託を並べることがもはや、その疑問の答えから我々を遠ざけるに違いない。 愛は、ある。

　これだから 怖い

海沿いの地方都市・潮見市。県立潮見高校に入学した相沢陽は、教室の前で言葉に迷う一年生。相棒は会話AIアプリ《LUX》。論理に強く、ときどき詩的な比喩を返すこのAIは、定義・対比・…

ぼくのことばを　おいてくよ こっそり　ここに　おいてくよ きみのなかにも　もしかして ことばのたねが　あるのかも ぼくのことばを　おいてくよ きみにとどけば　うれし…

朝のあいさつ運動が行われる小学校。 ある日、いつも元気に声をかけてくれるアカリちゃんの「おはよう」が聞こえなくなります。 代わりに見つかったのは、謎めいたメッセージ。 ユウくんと…

わたしの母は、呪う人──。

言葉って興味深いですよね。 音で聞いたり文字で読んだりして、そこから色々な世界が想像できる訳で。 音楽の歌詞になると、同じ言葉が違った表現になったりするのも面白いし、そもそも…