「酒はほどほどに」を含む小説

私は幸せを求めて酒を飲む。けれど、酒を飲んでも不幸になるばかり。始発電車を待つ間、こんなにも寂しくなるのはどうしてだろうか。（さよなら始発電車） 他、酒に纏わる短編集です。 ※…

　和子から五千円、「お酒は飲まないでね」と言われ渡されたものだから、私は公園裏にある定食屋へ行き、お豆腐と煮付けと、それから燗をつけてもらいました。 　別にお酒が飲みたいわけで…

　食肉加工場勤務の青葉若茶（あおばわかさ）は近道する為に通った路地裏の一角で殺人現場に遭遇してしまった。そして、恐ろしい殺人鬼は血まみれのナイフを突き立てこう言った。 　「お前…

既出の、 🔵長安変奏曲（古代～近世官能シリーズ③）、https://bit.ly/4ltXy2W を完結させていますが、 🔴倭国を記述した中国史書（『漢書』から『新唐書』まで十巻…

【クソ野郎の英雄譚】 アルヴェ・ローレンス、180歳。 かつて世界を救った『英雄』は今や──。 「借金取りかぁ……？まぁいいや、殺しちまえば借金も無くなるだろ。ぎゃはは！！…

【書き下ろし1万文字以内】酔っ払いよ、物語を書け（～8/31）、参加作品です。

主人公は気が付くと、見知らぬ寺の中にいた。 どうしてここに来たのか、自分について、これまでのこと……何もかもを忘れた彼女は妖怪に襲われてしまう。 そこに駆け付け守ってくれたのは、…

【第一部　完結しました】 　核戦争で汚染された世界が神の奇跡によって浄化され、人類が魔法を手に入れた未来。世界は、魔法文明の恩恵を受ける王国と、機械文明に頼る帝国とに分断されて…

商売人の父の思惑で、男爵家の子息と婚約をしたソフィ。 しかし彼はパブリックスクールを卒業しても進学を希望し、名門大学へと進み、さらに隣国へ留学した。 彼が不在のあいだに耳にするの…

知ってる人も、知らない人にも、聞いてもらいたい。 ペラペラいっぱいしゃべりたい。 まだまだ足りない気がするけど、少しでもご興味あれば読んでみて (ﾟ∀ﾟ*) 楽しむ方法はもっとた…

概要 触れたモノに残る、死者の"最後の記憶"に潜る（ダイブする）特殊能力。 元刑事の探偵・黒瀬レンは、その呪われた力ゆえに心を蝕まれ、過去の事件をきっかけに全てを捨て、酒に溺…

迎え盆の朝、大学剣道部の青年・金杉剣治は、道場の隅に一合の酒を供えた。 それは、伝説の剣豪・藤本薫への敬意であり、剣士としての誓いでもあった。 その瞬間、道場に風が立ち、青白い影…

上手くいかない事も、酒を酌み交わせば大概上手く……いかない。

酒に酔った勢いで助けた女性は何と隣に越して来た訳ありの可愛らしい女子高生だった。 部屋のかぎをなくし、自宅前野宿を余儀なくされた俺に彼女は優しく声をかけてくれた。 「良かったら…

本作はエッセイです。 和物の酒に南国のフルーツをぶち込む。 自分が美味いと思うならそれでいい。 割り切るでも、期待するでもなく、ただ素直になるために書いています。 頼れる常識…

その恋、呪いより強し！ 朴念仁ドワーフが起こした、規格外のラブ・ファンタジー！ ドワーフのガルドは、女や酒より鉱石を愛する、筋金入りの「朴念仁」。 仲間が恋バナに花を咲かせる中、…

自分の気持ちを上手く表現出来ない、三咲奏（みさきかなで）は、成績優秀で両親と上手く付き合える、姉と妹の様にはなれないと、これ以上家族の重荷になりたくないと、高校進学を機に地元を出…

短歌10首連作部門、参加作品。

基本、酒呑みです。 あと、わりと田舎に住んでいるので、街灯も少なく、夜は静かです。 気持ちが沈んでいるときは、その静かさが堪らなく寂しくなるのです…。 そんなときの飲酒は、非常に…