「鳥」を含む小説

無関心は無関係とは違います。 どうせ何も変わらない、なんて言いながら権利放棄してる傍観者がいるから、全国の意識エネルギーが変わらない。 そうやって自己家畜化同調圧力に永遠に屈…

　生前の記憶がない幽霊の少女。 　何となしに現世を漂い続けていた彼女はある日、ある場所へたどり着く。 　　『うぐいす写真館』 　小さな写真館だった。 　彼女はそこで「目が見え…

美術館に展示品として飾られている生命体。 人型の背中には白い羽が生えており、タイトルプレートには『天使』の文字。 天使はあまりにも美しい。しかし、自由のない鳥籠に入れられている。…

皆様お掃除好きですか。 鳥尾巻は家事全般が大嫌いです。 出来るだけ動きたくないがゆえに整理整頓に精を出す、これすなわち本末転倒。 整理整頓は時短。 整理整頓は健忘症の味方。 整…

『カクヨム短歌賞』10首連作部門応募作品でした。 『鳥と死生観』をテーマに詠みました。 ファイナリストにはなれませんでしたが、★レビューや応援ボタン押下、ご感想コメント等、誠にあ…

群れから外れた一機のドローンが、ある時、ひと気のない町に佇む人型サポートロボットに出会って…。 柴田恭太朗さんの自主企画【三題噺 #96】「初歩」「観測」「末裔」のお題を拝借し…

「私」と、私の友達のうさぎのぬいぐるみ、「みいちゃん」の話。

ノベルアッププラスの公式イベント、主題イラスト短編小説コンテスト【葬華】参加作品です。 最初にイラストがあって、それを基に描いた作品になります。イラストは以下、イベントページから…

二度目の誕生日。長い眠りから覚めるとき、私は子どもから大人へ変貌する。目覚めた私を家族はまた愛してくれる？子どもの私は夢を見ながら死ぬのかしら。

　相撲と並んで把律道<バリツ・ドー>が国技となったパラレル日本。 　バリツのアスリート・山部タダオは、一度も栄冠を掴めぬまま試合中に倒れて死に、異世界で巨大シマエナガ（・▴・）の…

「魔王を陥落せし者」 超テキトーでいい加減な預言者のご神託を信じる人々に勇者として担ぎ出されたお調子者のトリ・オカン。 何がなんだか分からないうちに聖剣エクストリバーとトリムネの…

天使と呼ばれる人々がいた。 雨と霧に閉ざされた山奥の里に住んでいた。 『飛べない鳥に勇気は要るか？』 この一文がクロヴィスの心に突き刺さった。 香鳴裕人様の[第2回] 問…

遥か古の時代、まだ生まれたばかりの世界、その世界を原始人類達は『ファーラル』、（果ての大界）と意味で呼んでいた。 その目覚めた世界いは人類とは別の種族が共存していた。彼等には人…

８歳の少女である私は、叔父に監禁されている。 目的は、私の死による遺産の相続。 否、私は何度も殺されている。 何度も何度も殺され、気が付くと誕生日の９日前に戻っているのだ。 死の…

　1羽の鳥がならず者たちに追われていた。 「ひゃぁっ、お助けぇっ！」 「ふっ、俺に任せな。おりゃあ！」 「ぎゃー！」 　印籠のような物を見せて、あまりの眩しさにならず者たちは逃げ…

そう、今日こそ僕は生まれ変わる。 モブキャラ生活を脱して高校デビューを叶えるため、一瀬拓也は軽音楽部の部室に足を踏み入れる。しかし、体験入部も早々に同級生たちが揉め始め、なす術な…

宝くじ高額当選の直後に事故死した主人公の羽鳥 蒼人は、訳あって魔法少女をサポートする宝石獣（青い鳥）になってしまう！ ――人間に戻る条件は、6人の魔法少女の心から願い。 元の…

ボーイズラブのシリーズから切り取ったエピソードです。 ラブシーンもエロもないけど、テーマは"愛"。 主人公は京都生まれのバーテンダー。 恋人のマネージメントするホテルに雇われて…