「言の葉が」を含む小説

　斉明天皇五年。古代最大の対外戦争・白村江の戦い直前に荒波へ身を投じた遣唐使たちがいた。 　ぶつかり合う新羅・百済に、どうも不穏な動きを見せている唐帝国。かの国々を調査し、倭を守…

「喫茶ひとひら」 街にひそりとあるその喫茶店には、いつも自然と人を呼ぶ。 人々と、「喫茶ひとひら」にまつわる群像劇を、こぼれないよう掬い上げて。

言の葉の陵と同じ世界観の習作的短編を集めます。 色々考察中のため、設定の矛盾などございましたらご容赦くださいませ。

「異世界からのお客様、ようこそライオネル王国へ」 魔術王国として知られるライオネル王国。 王立魔導図書館に勤める魔導司書のカイリは、異世界・日本から召喚された“はぐれ召喚獣”の…

「さよなら」にこめられた想いを感じとってもらうたら…

異世界に、地球仕立ての魔女をひとすくい 十七歳の少女・東雲ユウリ。 “言の葉の魔女”として名を馳せた彼女は、自らを代償に“汚れた神”を殺す。 だがその代償はあまりにも大きく、ユ…

声にならない想いを抱えた少女・卯月琴羽と、 その心に寄り添い続ける幼なじみ・星井梨佳。 傷つきながらも日々を生きるふたりが、 小さな焚き火の灯と、優しい手のぬくもりの中で 少し…

　完全不定期連載です。令和五年九月二五日以降に詠んだ俳句が収まっております。 　気負うと、ろくな事にならないので、本当に書きたくなった時だけ更新します。公式自主企画に合わせて開始…

たねありけさんの「【急募】月の清掃隊」の企画に参加させていただきます。 緩めなボーイズラブものです。 アイディアを形にしたら気づいたらボーイズラブになっておりました。

占いは、戦いの始まりだった。 普段はただの大学生。 けれどタロットを展開する瞬間――彼は「星の声を地上に下ろす占い師」となる。 相棒は、星の声を届ける不思議な狐・しおぽん。 …

数年ぶりに実家に帰ってきた主人公・酒井咲希は、自分の部屋の大掃除中に、一通の手紙を見つける。それは、一緒に街を出て二人で暮らすことを誓いあい、そして、裏切った男からの見知らぬ手紙…

―――彼女の小さな部屋は、壁から床、天井に至るまでの全てが、あるもので埋め尽くされていた。サイズも材質もバラバラな「ページ」。その上に記された、色も太さもバラバラな「文字」。それ…

この世界では魔法を扱う者は『魔女』『魔人』と呼ばれている。 彼らは魔法を使い魔物を倒し、魔法学の研究を行い、発展の手助けをしてきた。 魔法を持たぬ人々とも共存をしている。 人々は…

　渡良瀬竜生は、同級生の仲間沙穂を襲った、声をなくし皮膚に鱗が生える「人魚症候群」という現象について、連日調べていた。しかし一向に治療法などは見つからず、頭を悩ませる。 　そんな…

本作品の一部は「小説家になろう」御中におても掲載しております。