「エッセイ」を含む小説

　私には豪快な爺さんがいた。 　記憶を辿ると笑顔に行き着く。大きな身体でよく笑い、陽気に酒を嗜む。 　四十五年の時を経て孫が初めて語る。 　爺さんの人柄と、その終わりの時を。

あなた宛の電話が、また私のスマホにかかってきました。

　文字の仕事など知らない私でも、即売会を主催出来るのか？　 　また、あいつはなんか騒ぎ出した……程度に受け止めて下さい。 　出来ない可能性もあります。 　自分でもわかりません。

クロノヒョウ様 「お題でカクコン挑戦企画⑥」参加作品。 お題『理想の一日』 私が感じる。そして、体験する理想の一日。 これは そんな話。

マイクを持った女性が前に立ちました。 直属の上司さんのようですね。 「極悪非道言えるのではないでしょうか　これを許して良いのでしょうかっ」 会場のあちこちから拳を突き上げる姿…

主人公は私です。

雑多な出来事や日々を記録するためだけの日記。 誰向けでもない自分用です。 いつか小説を書いてみたいのでそれの練習がてら公開します。投稿はかなりスローペースになると思います。 カ…

配達されたアマゾンの品について、すったもんだした話。

カクヨムコン用のお題『10、羽、命令』に挑戦したエッセイです。 今週でいよいよカクヨムコンも終了ですね。 ということで、総決算です。 他の課題も書いていますので、是非ご覧ください。

人間は本当に驚くと声が出ない。教務課からの電話を受けて私はそれを体験した。声が出ないというかそもそも頭も真っ白になる。これまで小説の中で散々そんな描写を使っていたが、実体験はさ…

お題で執筆!! 短編創作フェスのお題【10/羽/命令】を全部のせ！ 自分がオシャレをすることに悩む青年の物語。

　はてしない漆黒の空間を、小さな青く光る欠片がある一点に向かって勢いよく飛んでいく。よく見ると広大な空間に、無数の同じ青い欠片が同じ方向に向かって進んでいた。すごい数だ。 　それ…

世の中には、刃物を持った他人に背中を向ける「散髪」という行為がある。

他人の頭の中を覗くって面白くない？という視点から、私というフィルターを通して映る世界を書き記していこうと思う。よろしくね。

ベッドで寝そべって何もする気が起きない主人公が心機一転、運動をしてみる話

2012年初夏、たぬきのぽんたが観測されました。 一緒に過ごしていたのも束の間で、長い別離を経験します。 そして現在、ぽんたと私は再会し、一緒にお仕事をしています。

ある日のっととめーとそーす 私ものっととめーとそーす

彼らの音楽は、私の人生に織り込まれた糸のように、時に優しく、時に力強く、私の物語を形作ってきた。まるで人生というタペストリーに、新たな模様を紡ぎ出すように、彼らの音は私の世界を広…