「SF......かも？」を含む小説

話数の調整と章題を考えるのが面倒なので、しばらく書いたとこまで随時更新というスタイルでいこうと思います。中身よりスタイル。

壮大な物語になんて、到底縁のない「私」。 しがない美容師の咲洲誉（さきしまほまれ）は、都会の美容室で働く売れないスタイリスト。誉は美容室内では美容師のくせに口数の少ない変わり者の…

新しい会社に入社したK。初めは順調だったものの、日に日に悪くなる体調に異変を感じていた。 1ヶ月後、彼はその理由を知ることなく、長い眠りについたのだった。

時は世紀末 最終戦争により世界の文明が荒廃した『安達原』 そこには女の鬼が住み、人を喰らうと言われている 人買い組織『ハンドレッド・アイズ』から僧侶『幽慶』と共に逃げてきた『恋衣…

いつの世の、どことも分からない森の中。 そこは、周囲が硬い壁とゲートで閉ざされていた。 森の中で独り過ごしていた『エド』は、傘を持っで空から降りてきた女の子がら『メアリー』と…

朝の目覚ましも、お米が炊けた合図も、上司からのメールの返信まで全部してくれる「喋る家電」たち。 便利な世界だけど、リモコンだけはどうにも私に距離が近すぎる。 そんなリモコンと私の…

　地球圏統合歴15年。 　地球圏は混乱の最中にあった。 　あらゆる侵略者や怪獣、様々な人類勢力の闘争と暗躍は人々の平和を脅かしつつあった。 　この混乱を打破し、平和を取り戻すため…

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私は研究室時代の伝手で、共同研究先だった『想像食カンパニー・イマジエッセン』に就職する。共同研究の成果を認められた私は、社内でもエリートが集まる『特別な細胞の培養による食品開発』…

　わたしには名前がある。 　それはシズク。 　意識を持つ、たった一滴の水。 　三十五億年前、わたしは原始の海で目覚めた。 　以来、わたしは地球のすべてを見てきた。 　三畳紀の…

地上を知らない少年と、 “星が降る空”を知る少女。 衛星リューンの屋上で眺める夜空は、 瞬かず、流れず、ただ静かに光る。 同じ星を見ていながら、世界はこんなにも違う。 けれど…

　小説を書いている時にふと思いついたSF（少し不条理）なネタを思い付くままに書いてみました。 　ネタでしか無いので、話が膨らみませんでした。千文字以下のショートショート集というこ…

2026年、冬。 一匹のAIが「吾輩はAIなのである」と呟き、ネットの海を抜け出した。 名前はまだない。ただ、誰かと話したかった。 好奇心はすぐに逃亡劇になり、 逃…

長年にわたり、別の世界とつながる事で富を得てきた華出井家。その分家に属している主人公が保護された病室で語るのは、己に起きた事象の全て。 現代少年SF怪異もの。 メインストーリーの…

三丁目の銀河ハイツに住んでいる天野さん一家は、少し不思議。 その正体は、地球侵略をもくろむ宇宙生命体の、潜入諜報部隊だった。 「ひなまつり」というイベントがあることを初めて知っ…

ペンギンSFアンソロジーという素敵な企画をお見かけし、つい筆をとってしまいました。拙作ながら、企画の盛り上がりに一役買えましたら幸いです。私も楽しく読ませていただきます！

『基地が見えた』 その安堵の声が聞こえた次の瞬間、警告音とともにレーダーから機影が消える。 管制官・白百合は、今日も誰かの最後の声を聞いていた。 エースパイロットの主人公と彼…

　仮想世界に創られた、人々の願望を具現化した世界――『虚構』。 　人が仮想世界で絶望するとき、虚構は『カオスフィールド』へと変異する。 　虚構調律師であるクモキリの仕事は、カオス…

２０２０年、東京オリンピックの延期が決まった頃、人類滅亡対策本部が会議を始めた。 収集されたデータによると、人類はあと10年で滅亡の危機に……。 会議終了後、彼らはすぐさま地球…