「月」を含む小説

主人公、天野悠真は、電球交換からペット探しまで、地味で平和な依頼しか受け付けない『何でも屋』の店主。特筆すべき能力は何もない、ただのお人好しな一般人だ。 しかし、その善良さが、…

暗闇の中小さな星が僕の目を照らすであろう。 その星はいつからか花になって、誰も名前を知らず色もない花が咲くだろう。 その花はとても美しく、けして散ることはないだろう。 　　　　…

"ちょっと不思議な話を募集しています"っていう投稿を見て、思い切ってDMしてみたんですけども...。普段こんなDMとか送らないんですけど、最近あったお話してもいいですか。

オタクな姫が五人の貴公子に求めた条件は……推しの限定グッズ⁉︎ 青春を無双するマドンナなかぐや姫、推しのライブのためには月になんて帰れない！ 笑いあり、涙あり？尊さありな推し活コ…

こんにちは、いつもありがとうございます。 いよいよ11月になり、随分と寒くなってきました。 こちらは白鳥もやってきて、そろそろ忌まわしき雪の気配が……。 タイヤ交換や囲いが急が…

地球を見下ろす月の丘に突き刺さる、鋼の揺り篭。 眠る赤子を抱くのは、ただ一人月に残った魔女。 地球から反射する光を受けて、鍔広の三角帽子と黒いローブが浮かび上がる。野暮ったい防…

同じく撒いた朝顔の種、他の種は順調に芽を出し８月には花をつけたのに、何故か１つだけ９月に芽を出して伸び始めた!?　ちゃんと花を咲かせられるのかな？

　千利休が太閤秀吉から死を賜った際、茶の湯は禁じられた。しかし太閤が薨ずると、諸大名は茶に代わる飲み物を茶に見立て、茶の湯を復活させた。 　水でもなく酒でもなく、ごくありふれた、…

一年越しに『恋の味』の世界線。あまくって、でも苦くて、しょっぱくて。きっと貴方もそれに誘惑される。 前作、恋の味の続きでもあります。ご覧いただけたら嬉しいです。 また、この作品…

九重彩斗は、高校2年生の夏休みから、同じ美術部の心優しい女の子、竹鼻慧と付き合い始めた。 夏休みや文化祭、修学旅行を彼女ともに楽しんだのだが――彩斗には一つの悩みがあった。 慧は…

女子高生の安西依月は、夕食後にコンビニへ向かう途中で奇妙な生き物に出会った。そして、その出会いをきっかけに不可思議な世界に足を踏み入れてしまう。右も左も分からない、けれど自分の身…

９月の雨の日に出会った二人の恋の馴れ初め。 彼女の自宅を訪問した彼は果たして御両親に言えるでしょうか？ お嫁さんにちょうだいませませ、と。 ※作品中で元ネタを明かしていますが、お…

カクヨムで書いた自分の作品について書きます。そして、雑感なども。 代表作『異世界のカタカナ支配、アルファベット復活、そして未来の共通語へ』 https://kakuyomu.j…

大黄帝国の公主・桃英は、小国翠山の王太子に降嫁した。 翠山は一夫一婦制の国。桃英は王后となる前提で嫁いだのだが、王太子・星狼はなんと後宮を構えていた！ 契約違反を問い詰めると…

高校二年生の笹町翔多(ささまちしょうた)は、勉強もスポーツも普通で唯一の特技といえば絵を描くことくらいの平凡な男子だが、それでも健気な妹や可愛い幼馴染や仲の良い友人たちなどに囲ま…

　高校二年生の月城怜太はある日、ショッピングモールで全裸でリンボーダンスをしている幽霊の幽子を発見する。 　その日から怜太についてくるようになった幽子は、怜太と文芸部の女子たち…

小さな村で暮らす少女、咲々良は家族ともども迫害を受けていた。それでも最愛の兄に守られながら幸せに暮らしていたが―― ※お読みいただきありがとうございます。まことに勝手ながら20…

唐突に別れを告げられ意気消沈する瀬戸朝香。授業中の居眠りから目を覚ますと自分以外の人がぴくりとも動かない。 時が止まったことに戸惑いつつあたりを探索すると、もうひとり動ける少女零…

――その声が、私の世界を照らしてくれた。 街中で偶然出会ったのは、白杖を手にした女性・結月と、 少し人と距離を置いて生きてきた会社員・蒼太。 見えない世界を生きる彼女と、うま…