「読み切りもの」を含む小説

夕暮れ下の河川敷で出会った、由貴と冬弥。 同じトランペットを演奏する二人の男子高校生が織りなす、少し距離の近い青春ストーリー。

────── 「じゃあもう一つ聞くね。まだ忘れていることない？」 　海斗の体は震えていた。 　多分限界だった。 　私が今すぐ抱きついて、温めたいくらいだったけど、思い出してもらう…

約束したの。彼女と彼ともう一つの小さな物語。

主人公の「僕」とヒロインである「君」が過ごした夏休み。そのラストシーンのみを描いた読み切りのショートになります。 作品の前後関係や他作品とのつながり等はありません。ぜひ2人が過ご…

不定期ですが、様々なテーマやジャンルで読み切り小説を書いて行きたいです。ちょっと文学に浸りたい方、ぜひ。

積読？　 執筆？　 原稿？ ――すべては狂気のネタに変わる！ ここはカクヨム唯一（？）の狂気ポエム連載【#創作狂騒曲】。 短い！　 速い！　 意味不明！ そんな三拍子そろった言…

便利な場所でもなく、派手な看板も出していない。 けれど週末の夜になると、誰かがふらりと階段を下りてくる。 木のぬくもりに包まれた地下のライブバー「マイ・ロンリネス・グッバイ・クラ…

【どこからでも読める、完全一話完結ホラー】話し手（夢を見た人）「伊弦」が聞き手である友人「長束」に、昨日見た悪夢の内容を話す─という構成。登場人物の描写は少なく、各話の繋がりもな…

桜開花のニュースが報道され始めた頃、時を同じくして、彩奈の元に友人である絵莉花から1本の連絡があった。それは、絵莉花の愛犬が出産したとの旨だった。大の犬好きで幼い頃、犬と一緒に生…

読み切りSS小説を書いていきます。 怪奇で不気味で残虐な味わいを、どうぞ。

ちょっとした日常の風景 各話読み切りで、500から1000字程度の予定 不定期更新

■剣の腕前は可もなく不可もなく。十歳から仕官を求めて廻国の旅へ。十年経ってもまだ浪人のまま。その日暮しの男神（おがみ）真之介は、なんでもやる。どぶさらいから留守番、荷車の護衛、豪…

　かつて世界を滅亡へ導かんとした魔王がいたが、勇者に敗れ、消滅した。長い年月をかけて甦るが、その度に勇者と激しい戦いを繰り広げるのだと歴史に刻まれている。 　此度も復活を遂げた魔…

恋愛、現代ドラマ、ファンタジー。１話読み切りの短いお話たちをお楽しみください。

各話読み切りのとても短い小説、いわゆる掌編（ショートショート）となっています。 自由に読んでいただければ幸いです。

家の前にずっとあるポスト。自分の気持ちを伝えることが苦手な咲葉が、周りの人との関わりにより成長する物語。 大切な人だからこそ、伝えることが難しい時もある。一歩踏み出す勇気をくれる…

ゆるく書くために短編集にしました。なのでゆるく読んでくださいね。

徹夜して作り上げた特大レアチーズケーキが、友人たちを迎える直前に忽然と姿を消した。 絶望に沈む「僕」を前に、探偵気取りの姪・ナンコが事件を「不可能犯罪」と断定する。 荒唐無稽な推…