こども医療センター 宮川 灯「人物」
名前:宮川 灯(みやがわ あかり)
所属:こども医療センター、小児科部長。
専門:神経発達と異能初発症状の鑑別。
姿勢:異能の発現が疑われる子どもを20年以上診てきた。「鑑定を受けることをお勧めします」と言い続けてきたが、その言葉が正しいのかどうか、いまだ確信を持てないでいる。
喜ぶ親を見ても、泣く親を見ても、彼女の顔は変わらない。それが小児科医としての流儀であり、鑑定を勧める医者としての自衛でもある。
立場: 封神党が「鑑定は差別だ」と訴えるとき、宮川は反論しない。ただ「私は医者として、見えている症状を伝えるだけです」と答える。
患者例
ケース①
親の反応: 宮川医師から告げられた瞬間、妻は泣いて喜んだ。「この子の将来は安泰だ」と夫も確信した。
子の視点: 本人は診察室の窓の外を見ていた。親に何かが決定されたことはわかったが、何が決まったのかはわからなかった。帰りの車で、父親が「お前はすごい子だ」と声を荒げて言った。
ケース②
家族構成: 11歳の少年、地域サッカーチームのエース
特異現象: 足が速く、なぜか雨の日に限ってシュートが吸い込まれるように決まった。
鑑定結果: 「神格あり・風属性に近似」。
喪失: 神格保有者として公式競技の参加資格を失う。努力が報われなくなったのではない。努力する舞台そのものを奪われた。
父の反応: 診断の帰路、コンビニの駐車場で30分動けなかった。
現在: 少年はまだ知らされていない。
カクヨムシェアワールド「神格鑑定局」設定 長田桂陣 @keijin-osada
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