概要
自由が無限な独房で、唯一の扉だけが「誘惑」になる。
規則を破ることが目的化した男に言い渡された新型刑罰――可塑拘禁「白紙刑」。そこは、望むものが何でも生成される代わりに、他者の意識だけが存在しない“無人の自由”だった。部屋の端には白い扉が一枚だけ立っている。表示は「開けなければ戻れる」。だが扉は「禁止」ではなく「誘惑」であり、退屈と衝動の波のなかで、男は開ける/開けないの選択を毎日突きつけられていく。自由が罰になる世界で、彼は自分の反射と向き合う。
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