概要
添え物ひとつで、記憶は胃の底から戻ってくる。
洋食店の皿の端に添えられたブロッコリーが、僕の中の“ある晩”を呼び起こす。気になる子の家で夕飯をご馳走になった子ども時代、苦手なブロッコリーを必死に片づけた僕は、好物だと勘違いされて「たくさん食べてね」とおかわりを乗せられてしまう。断れなかった優等生の沈黙と、善意が逃げ道を塞ぐ怖さを、食感の記憶として描く短編。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
心に少しでも残るものがあれば、とても嬉しいです。
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