概要
☯この土地にはね、もう一社、神社があったんだ☯
蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように(序章・著:成田良悟)様 ──の続きの物語。
https://kakuyomu.jp/works/822139841980969846
まだお目通しされていない御方は、上記リンクより序章をお楽しみくださいませ。
◇◇◇
高校2年の冬休み。
進路を決めかねつつも、古本屋にてアルバイトをこなしていた少年・楽々浦 夜(ささうらよる)の元へ、同じ学校の女子生徒・辻文七巳(つじあやななみ)が来客する。
差し出されたのは、白黒のバランスが崩れた陰陽マーク──通称・太極図であった。
蛇神を祀る『月の神社』の縁者でもある七巳。
彼女いわく、この月読峠には辻文神社の他に『日の神社』と呼ばれる龍神を祀る場所があるらしい。
月読峠のこととなると好奇心旺盛になる雇い主から
https://kakuyomu.jp/works/822139841980969846
まだお目通しされていない御方は、上記リンクより序章をお楽しみくださいませ。
◇◇◇
高校2年の冬休み。
進路を決めかねつつも、古本屋にてアルバイトをこなしていた少年・楽々浦 夜(ささうらよる)の元へ、同じ学校の女子生徒・辻文七巳(つじあやななみ)が来客する。
差し出されたのは、白黒のバランスが崩れた陰陽マーク──通称・太極図であった。
蛇神を祀る『月の神社』の縁者でもある七巳。
彼女いわく、この月読峠には辻文神社の他に『日の神社』と呼ばれる龍神を祀る場所があるらしい。
月読峠のこととなると好奇心旺盛になる雇い主から
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不可思議な月読峠へ、少年たちは迷い込む
夜少年たちは月読峠をすっぽり包む霧のような不思議に迷い込んでいく――細やかな設定や描写によって、舞台となる「月読峠」の不思議へ入り込んでしまう。
冒頭の語りかけから少しずつ明かされる世界観は多くの謎を含んで、読者を愉しげに手招きしています。
一方で、登場人物たちの感情は生き生きと鮮烈で、月読峠の謎に負けない作品の魅力になっています。特に夜少年たちの会話が軽快で、少し毒のある七巳のやりとり、古書店の主・池水の謎めいた語りかけ、どの言葉も軽快で面白く、月読峠の世界観を形づくっています。
主人公に迫る不穏な伝承、日常に潜む謎と魅惑的な言葉に導かれる、現代ファンタジーでした。丁寧に考え抜かれた言…続きを読む