概要
「好きなだけここにいていい」。その言葉で息ができた
高校時代、ともに競技かるた部で情熱を注いだ白石史人と藍原つぐみ。
疎遠になっていた二人は二十歳を祝うつどいで再会した。
つぐみは前にも増して美しくなっていたが、聡明で周りを大切にする彼女から当時の溌剌さは失せていた。
部のOB飲み会で、過去の恋人の話題が持ち上がる。史人は彼女がいたことを後輩に暴露され、つぐみも彼がいたけれどもう別れたという。
昔からつぐみを想っていた史人は彼女に恋人がいたことに微妙な気持ちを抱く。つぐみと近づくチャンスなのに史人はつぐみの方を見られないし、つぐみも史人を見ない。緊張感が漂っていた。
最寄り駅は同じだがサクッと別れて帰宅した方がいいと思った史人に、つぐみは家族は旅行で出かけていて一人だから「うちで飲もう」と誘う。避けられていると思っていたので逆の
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