第3話 アオイくんとの情事

「アオイくん……」


 ベッドの上で、アオイくんの細い指先に口付ける。

 アオイくんからは、まるで震えるような歓喜を感じた。


 アオイくんの指が、わたしのほおをなでる。ああ、なんて優しい手つき!

 その指が首筋を這い、ぞくぞくと背中が震えた。

 ああ、アオイくん……。切ない声が漏れ出る。その唇を、そっとアオイくんの指がなでた。


「来て、アオイくん……」


 唇で、そっと中指を挟み込んだ。中へ、中へと誘う。

 もっと奥まで来て、アオイくん。もっと……。ああ、身体中が火照って……ああ、アオイくん!

 痺れる。アオイくんが、わたしをめちゃくちゃにする。


「……っ、だめッ」


 乱暴にわたしの胸を鷲づかんだアオイくんに、息が詰まった。

 ああ、こんなにも求められている。こんな雄全開のアオイくんを知っているのはわたしだけ。

 アオイくん。ああ、わたしたちはひとつ。アオイくん……。

 わたしたちは、こんなにも繋がっている……!


   * * *

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