はるかの輪舞曲






ひと足早く


春が訪れたかと思えるほどの


あたたかな 一日


​土の奥から いのちの塊が


今にも 弾け飛びそうだ


​外を歩けば


額にうっすらと 汗が滲む


​道端で 一休み


あたりに目を凝らせば


​ほら やわらかな色彩たちが


輪舞曲を 舞いはじめる


​リズムを刻んで


光の音符が ダンスを踊る


​でも、待ってね


まだ 油断はできないの


​寒さは きっと 近いうちに


また 戻ってくるから


​大切な いのちたち


どうぞ もう少しだけ


​眠っていてね




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春芽きのかぜ みぃ @miwa-masa

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