守るために伸ばした手が、支えになっていた

「手塩にかける」という慣用句を、文字通り手の物語として描かれた短編です。

看病、指導、戦闘、包帯等、すべての場面に手の動きがあり、それが関係性の変化を描いている。

最後に結ばれる包帯の結び目が、二十年分の時間を象徴するラストに惹かれました。